チョップ~(^^♪
皆さんこんにちは、道内にある温泉至る所に神出鬼没で現れる不思議生物とまチョップです。
今回の温泉は凄いですよ!何せ支笏湖畔沿いにある絶景の秘湯温泉ですからね。その名は丸駒温泉です。
御宿の前には日本秘湯を守る会なる提灯が飾られていました。何か風情があって良いですね。
駐車場は御宿の前にあります。結構広いので車が止められないと云う事はまずないとは思います。
ただ、此処はかなり多くの日帰り客が訪れる人気温泉なので混雑時は大分奥の方に駐車せざるを得ないと思います。
それでは早速温泉に入りに行ってみましょう♪
館内には支笏湖の歴史に関するパネルが飾られていました。
おや?何か居ますね?
何と!これは立派なシマフクロウ先輩です。此処に居るのは剥製ですが、北海道にはこんな立派な鳥が生息しているんですよね。
そう云えば1度だけ苫小牧でもフクロウを見た事があります。普段はまず目撃する事のない道民でも珍しい鳥なので、その時はかなりハイテンションになったのを覚えています。
まぁ・・まず無いとは思いますけど、もし支笏湖へ観光に訪れた際にこんな鳥を目撃する事が出来たのであれば相当ツイテルと思ってくださいね。少なくともその年には年末ジャンボ宝くじを買っておいた方が良いと思います。
こころの古里丸駒百年と書いてる旗が飾られていました。そうなんです。実はこの丸駒温泉ですが大正4年に創業した老舗中の老舗旅館なのです。
建物自体は都度都度改築はされていますが、秘湯の方は昔からある立派な温泉です。これは期待が持てますよね。
さてさて丸駒温泉の大浴場なのですが、途中で靴を脱いでスリッパに履き替える必要があります。
此処が日帰り入浴客の履き替えスペースです。靴は玄関にある棚に収納してスリッパを履きます。
此処は元々は日帰り客専用の入り口になっていたんですが、今は日帰り客も宿泊客と同じく先ほどの中央玄関から入ってフロントにて入浴料を支払う様になっています。
この旧日帰り入浴入り口ですが、実はこのカウンターの右側には有料の休憩所があります。大人の場合は300円(税込み)で小学生以下の子どもは150円の利用料が掛かります。
ちなみにこれが有料休憩所です。まぁ見ての通りで、畳が敷かれた単なる大広間でした。
そんな丸駒温泉ですが、実は無料休憩所もあります。畳の上ではないので雑魚寝とかは出来ませんけど、大きな窓からは支笏湖も眺められる休憩スペースです。
無料休憩所にはアイスとお酒&ジュースの自販機も設置されています。ハーゲンダッツに携帯しながら食べられるロッテのクーリッシュまでありました。
アイスの自販機の品揃えは良いですね。個人的にクーリッシュのチョコレート味は好きなので湯上りには是非頂きたい所です。
大浴場前に到着しました。それでは中に入ってみたいと思います。
はい、此方は脱衣場内を撮影した物です。結構広くて流石は温泉旅館だなって思える綺麗な脱衣場になっていました。
衣服は脱衣棚に置いてあるカゴに収納する様になっています。此処には鍵付きの収納BOXはありませんでした。
此方は入り口から入って右側の方にあるスペースです。トイレの手前には貴重品ロッカーがあります。
貴重品ロッカーをアップで写した物です。100円硬貨は必要ないみたいで、そのまま使える様になっていました。
給水器です。紙コップが備え付けられているのがGOODですね。とても冷えた美味しい水が飲める様になっています。
トイレはシャワー機能付き洋式タイプです。脱衣場内にあるのがGOODですね。
続いてパウダーコーナーを紹介します。
洗面所には大きな鏡が設置されていました。こうして見ると照明も間接照明でデザインも今風ですね。かなりセンスも良く清潔感があります。
ドライヤーは3つ設置されています。勿論無料で利用できるようになっていました。
洗面台です。シンプルですけど清潔感もあるし機能的なデザインですよね。
アメニティです。塗るグルコサミンにアズマ商事の旅美人シリーズでお馴染みのオールインワンジェル美水泉まで置いてありました。
こんな高価な物まで、試供品を兼ねているとは言え置いてあるのは太っ腹です。
アフターシェーブローションにヘアリキッド、ヘアトニックです。はい、此方は安物みたいですね。
個人的な意見ですが僕はこう云うのは無香料の方が良いと思います。トニック系の香りって結構好き嫌いが分かれるんですよね。何故か年配のオジサンがやってる床屋さんでは良く使われているイメージがあります。
その他アメニティーです。綿棒にティッシュ、ブラシが置いてありました。アメニティー類に関しては申し分ない充実度だと思います。
リラックススペースです。奥の方には何か掲示していますね。
泉質表が掲示されていました。ちなみに3枚縦に掲示されてますが、これは内風呂・露天風呂・秘湯それぞれで泉質表が作成されているからです。
ただ、泉質表を見るとお湯自体は全部同じみたいでした。
■泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(旧泉質名:含土類・石膏-食塩泉)(中性低張性高温泉)
■効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・痔疾・慢性消化器病・慢性皮膚病・ 動脈硬化症・病後回復期・疲労回復・健康増進・切り傷・やけど・慢性婦人病・冷え症 ・虚弱児童
丸駒温泉のお湯について詳細が書かれていました。
何と此処の温泉ですが、支笏湖の水を熱交換器に通す事で温泉に加水する事なく温度調整をしているとの事です。
これは凄いですね。つまりは源泉かけ流し100%の良質な温泉に入れると云う事ですGOODです。プチ熱いです。
チョップ~(^^♪
それでは丸駒温泉入浴タイムです。皆!ニューヨーク(入浴)に行きたいか?なーんちゃって・・
ふぅ・・少し寒くなって来ましたね。それでは温泉でゆっくり温まるとしますか
はい、此方が丸駒温泉の大浴場です。3つの内風呂があり、大きな窓の向こうからは支笏湖が眺められる様になっています。
ちなみに入り口の側にはシャワーと水飲み場があります。掛け湯専用の槽はありませんでしたが、一番手間の内風呂には柄杓が置いてありました。
陶器製デザインの中々味のある水飲み場です。
まずは手前の内風呂に入浴します。これは肌に優しいお湯ですね。まぁローションみたいにとろとろした肌触りがするなどの特徴はない泉質ですが、湯温は熱過ぎず温過ぎず快適です。
中央にある大浴槽です。内風呂の中では一番大きい内風呂です。窓越しに見える景観がGOODです。
一番奥にある内風呂は熱めの湯になっています。
丸駒温泉の大浴場ですがドライサウナだってあります。いやぁ設備は大分充実してますね。
それではサウナで良い汗をかきたいと思います。
サウナ自体は大人なら4人も入れば窮屈さを感じる小規模な物でした。流石に混雑時は利用を避けた方が良いかもしれませんね。
僕はサウナは好きなので熱いのは大好きですが、暑苦しいのは苦手なのです。
さてさて、露天風呂へ行く前に洗い場を紹介します。洗い場は個別に仕切りが付いているタイプでした。
シャワーは勿論温度調整機能付きです。
プチ熱いのはシャンプー類の質です。何とアズマ商事製の馬油シャンプーシリーズにオレンジシャンプーシリーズが置いてありました。
これって最早高級シャンプーの部類に入る良質な物です。お値段は馬油もオレンジも大体同じくらいなんですけが、どちらも甲乙付け難いくらいに良い商品です。
ヒアルロン酸配合のコラーゲン洗顔料にピーリングジェルが置いてありました。こう云うのって勿論売店での試供品も兼ねているのでしょうけど、結構なお値段のする商品なんですよね。
浴場内のスキンケア商品の質の高さには恐れ入りました。流石は老舗の丸駒温泉旅館さんです。
後は火山灰石鹸なる物も置いていました。まぁ僕は超神経質野郎なので、こう云う所で不特定多数の人が使った石鹸を使うのは抵抗があります。なので未使用品の為、質についてはコメントを控えさせて頂きます。
何処の御宿でもほぼ見掛けるかかとキレイも置いてありました。まぁ僕は神経質なので・・(以下略)
お待たせしました。それでは素晴らしい露天風呂へご案内します。
はい、此方が丸駒温泉の露天風呂です。本当に素晴らしい景観ですね。透明度が高く水が物凄く綺麗な事でも有名な支笏湖ですが、実は以外にも湖畔沿いにはそれ程温泉旅館がないんです。
此の丸駒温泉はそんな支笏湖の湖畔沿いにあるとても貴重な温泉旅館なので、ご覧の通りの美しい支笏湖を一望できる温泉があります。
山々に囲まれた湖で景観は最高です。洞爺湖と比べても甲乙付け難い眺めの良さです。
ちなみに浴槽の色が茶褐色にも見えますが泉質自体は内風呂と同じなので、これは浴槽の色で見えるだけみたいです。
北海道温泉は本当に素晴らしいなって思います。
ちなみに先ほどは浴槽紹介を優先した為、スルーしていましたが実は貴重な飲用泉コーナーがあります。
此の飲用泉ですが今は申請を出しても保健所の方で中々許可が下りない為、あること自体が結構凄い事なんですよね。
水の綺麗な支笏湖から吹き出る温泉だからこそ飲むことが出来るのだと思います。GOODですね。
良いお湯でした。ちなみに紹介した通りで丸駒温泉の大浴場には水風呂はありませんでした。なので涼みたいときは外にあるリラックスチェアで座って風に当たると良いと思います。
支笏湖は綺麗な湖です。
良い温泉でしたね。でも、皆さんまだ温泉紹介は終わっていませんからね。確かに先ほどの大浴場はGOODでしたけど、あれを見て秘湯だと思いました?
今度は下の方にある丸駒温泉が持つ最大のセールスポイントである秘湯の方に行きたいと思います。
秘湯温泉への通路です。少し長いので真冬の際は結構寒くてしんどいかもしれませんね。
階段を下りればもう少しで到着です。
秘湯に到着♪
ちなみに秘湯前にも脱衣棚があります。裸のまま歩いて向かう人がほとんどですけど、此処に来るまで寒くて我慢出来ないよ(怒)っと云う方は服を着たまま此処まで来る事も可能になっています。
但し、ご覧の通りで脱衣カゴはありますがロッカーはありませんので何れにしても貴重品は先ほどの脱衣場内にある貴重品ロッカーに収納しておく必要があります。
これが丸駒温泉自慢の秘湯展望呂風呂です。支笏湖に面してる大変貴重な天然の立ち湯です。
温泉の方だけをアップした物です。ご覧の通りで、木の根っこまでむき出しで見える様な断崖絶壁の下にある天然温泉です。
温泉旅館の温泉と云うよりは何処かの野湯と云うイメージです。
それでは階段を下りて温泉に浸かりたいと思います。あーやっぱり深いですね。僕の身長ではとてもではないですが足が届かないです。
丸駒温泉の天然展望風呂ですが、深さは支笏湖の水位によって変動します。僕が来た時は130cmの深さでしたが、水位が高い日には160cmになる日もあるそうです。左の崖を見て貰えると一目瞭然ですが、色が変わっている部分がありますよね。これは色の変わる境目まで水位が上がった事があると云う証拠です。
流石に小さなお子様だけでは危険なので、入浴時には目を離さないように注意をお願い致します。
少々残念なのは物凄く珍しい秘湯ではあるのですけど実は温泉と支笏湖の境目にはご覧の通り石垣がある為、温泉に浸かっている時は湖を眺められない様になっています。
うーん、物凄く良い温泉ではあるのですけど景観に関しては先ほどの上にあった露天風呂の方に軍配が上がりますね。
それにしても透明度の高い温泉です。実は此の丸駒温泉の秘湯ですが日本全国でもたったの20カ所しかないと云われる足元湧出湯の天然露天風呂です。
天然露天風呂の下には心地よい感触の玉砂利が敷き詰められています。この玉砂利の下から天然温泉が惜しげもなく湧き出て来るのですから、これ以上贅沢な温泉も中々無いですよね。
温泉と湖ですが、実は此処を繋ぐ通路が1箇所だけ設けられています。中央にある石橋の下が通路になっています。
この通路は天然温泉の湯温を調節する為に設けられています。支笏湖温泉の源泉温度は54℃あるので、支笏湖に繋がっている通路の高さを玉砂利で調節する事で加水量を調整しているのです。
天然温泉の温度調整もそのまま支笏湖の水で調節すると云う、正に奇跡的な2つの自然が組み合わさった秘湯なんです。
温泉で温まった後は支笏を眺めてまったりです。
丸駒温泉でした。支笏湖を一望出来るとても貴重な温泉旅館です。素晴らしい秘湯なので、一生の内に一度は訪れる価値のある温泉だと思います。
此処は正に北海道を代表する温泉の一つと言っても過言ではない所なので、是非道外から来られたお客様とかを連れて入浴させてあげて欲しいと思います。
さてさて温泉にも十分使ったのでお腹が空いて来ちゃいました。今日は折角なので支笏湖名物のヒメマス定食でも食べてから帰りたいと思います。それでは皆さんごきげんよう♪又、何処かの温泉でお会いしましょうね。チョップ~♪
■日帰り営業時間 10:00~15:00
■料金 大人(中学生以上)1000円
子ども(小学生) 500円
幼児(3歳以上) 200円
幼児(3歳以下) 無料
住所:北海道千歳市支笏湖幌美内7 地図
TEL:0123-25-2341
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