チョップ~♪皆さんこんにちは北海道温泉宿の案内ご当地キャラとまチョップです。
何時もは洞爺湖か定山渓くらいまでの範囲をメインに旅行していますが、今回の旅行先はせたな町です。苫小牧から結構遠い所にやって来ました。
本日の天気は雨になったり、晴れたりと随分と天候の変化が激しい状態でした。そんな訳なので、わぁ快晴で見晴らしも良いね♪日本海の向こうには奥尻島が見えるよ~♪・・・っとは言えない日ですが、雨雲の下にうっすらと見える島が奥尻島でございます。
そんなせたな町には海岸沿いに大変ユニークな形をした岩が沢山あります。その中でも特に印象に残ったのが此の親子熊岩でした。
見てください!親熊の方はちょっと分かりずらいですけど、子熊の方は本当に誰が見ても熊に見えちゃいますよね。これが自然の生み出した造形物とは驚きです。
親子熊岩物語です。読んでいる内に何か泣けて来ました。
さてさて感傷に浸るのはこの辺にして、今回宿泊する御宿の紹介に入りたいと思います。場所は「国民宿舎あわび山荘」です。
国民宿舎って何だか国で運営しているお堅いイメージがありますよね。まぁ確かに元々は国が支援して運営をしていた所もあったんですけど、今は採算の取れない場所は閉鎖されています。なので民営でやっている所が多いみたいですね。
ちなみに国民宿舎と云えば道内だと支笏湖の方には休暇村もあるし、今は経営元が野口観光に変わってますけど、北湯沢のホロホロ山荘だって昔は国民宿舎だったんです。自然豊かな場所に保養施設を立てて国民の健康増進を図ろうと云うのが当時(昭和31年)の国の方針だったんです。
うーん、何で税金使って温泉施設を沢山作る必要があったの?っと思ってしまいますけど、それだけひと昔前は日本の財政も余裕があったんだと思います。正に古き良き時代って話ですね。
あわび山荘と云う名前が付くくらいですからね。勿論名前の通りで、此処はエゾアワビの料理がメインで出て来る(但しコースによる)御宿です。
実はせたな町では温泉熱を利用したエゾアワビの養殖が盛んで、あわびが特産品にもなっています。
此処で養殖されたあわびは道内各地に出荷されているのです。いやぁ♪これは夕食が楽しみです。
駐車場は御宿の前と裏側の方にもあります。結構広めの青空駐車場になっているので、まず混んでいて車を止められないと云う事はないと思います。
駐車場ですが、宿泊者専用と云う場所はないので日帰り客も宿泊客も空いている場所に車を止める必要があります。
駐車場の前には石碑が立てられていました。御宿創業時の記念に建てられた物なのかもしれませんね。
御宿の前には綺麗な青い紫陽花の花が咲いていました。これは見事です。
ちなみに青い紫陽花の花言葉は「冷淡、無情、高慢」です。うーん、あんまり良い意味ではないですね。
建物は3階建てになっています。しかし古臭い建物です。何だか昔の学校って感じですね。でもこれが当時は流行った建築技術なんだろうなって思います。
何せ改めて見ると北湯沢のホロホロ山荘なんかも似た様な雰囲気あるんですよね。
それではあわび山荘に入りたいと思います。
玄関前のドアは自動ドアでした。
何と!玄関にはウエルカムボードが置いてあり当日の宿泊客の名前が書かれていました。団体客でなく個人の宿泊客でも書いてます。
いやぁ「とまチョップ様」なーんて書かれると何か照れてしまいます。
それにしても道内だけでなく、東京や静岡から来ているお客様も居るみたいでした。リピーターでしょうか?宿泊者が遠路はるばる訪れて来るくらいですから、やはり良い御宿なんだろうと思います。これは期待が出来ますね。
あわび山荘のロビーです。まずは靴を脱いでスリッパに履き替えたいと思います。
それで靴なんですけど、宿泊客の場合は専用の靴箱収納BOXを利用してくださいとの事でした。
収納BOXはフロントの前にあります。ちなみに鍵は100円硬貨の要らないタイプでした。ただ、鍵を紛失した場合は500円の罰金が掛かるそうです。うーん、なくしたら嫌だから普通に日帰り客も使っている靴棚に置くので良いんですけどね。
まぁ宿泊客は此方にとの事なので、鍵はなくさない様にご注意願います。
フロントにてチェックインをします。あわび山荘ですが客室案内係による部屋までの案内とか荷物の運搬をしてくれるなどのサービスはありませんでした。
館内の説明を受けた後は部屋の鍵を渡されチェックイン手続きは完了です。まぁこの辺は人によると思いますけど、僕はサービスは必要最低限で良いと思っています。下手に客室案内係に付き添われる方が気を使ってしまうんですよね。
ちなみに道内の場合は宿泊費が1万円以下の御宿ならば大体の所は大型旅館でも基本セルフになっています。なので北海道に泊りに来て、何だ此処は?荷物の運搬も部屋までの案内もしないのか(怒)っと折角の楽しい温泉旅行でかっかしない様に寛容な心を持って頂ければと思います。
くれぐれも感情に任せてじ〇らんなどの口コミ評価でクレームを書かない様にお願いしたい所でございます。
あわび山荘のロビーです。ははっ(笑)
THE昭和って感じですね。何だかタイムスリップして来た気分です。
それにしても何で田舎の温泉宿って動物の剥製を置いているのでしょうか?凄く悪趣味だし、決して良い物でもないですよね。
さっき親子熊岩の物語を見た後なだけに此のバブル時代のセンスの悪さには愕然としてしまいます。
実は此処に来る前に日本一危険な場所にある事で有名な太田神社の参拝に行っておりました。なので少々疲れたので一休みします。
何故かロビーの中にUFOキャッチャーなどの景品ゲームが設置されていました。それにしてもデカいぬいぐるみですね。こんなの本当に取れるのでしょうか?
うーーーーん。多分無理・・・ですね。
それでは今回宿泊する部屋に向かいたいと思います。宿泊部屋は2階の方にありました。ちなみにあわび山荘にはエレベータもエスカレーターもないので部屋に行くには階段を使うしかありません
建物内は大分老朽化が進んでいますね。まぁこれも侘び寂びってやつだと思います。あわび山荘も大体想像は付いちゃいますけど、まずは中に入って寛ぎたいと思います。
あわび山荘1外観&ロビー
あわび山荘2部屋
あわび山荘3温泉
あわび山荘4夕食
あわび山荘5朝食
あわび山荘6館内施設
とまチョップが1番お勧めする旅行代理店サイトはるるぶトラベルです。大手JTBが運営しているだけの事が有り、経験上ですが此処を通して宿泊すると優遇される事が多かったですね。又、特別クーポンやタイムセールなど魅力的なプランも度々開催しているのでコマメなチェックをお勧めします(^^♪