花ゆう香の温泉は2階にあります。温泉の名前は「源泉掛け流しの湯花しづか」です。この花ゆう香の温泉は加水・消毒が一切無い源泉掛け流し100%との事です。阿寒湖温泉には鶴雅グループが経営する御宿が4つありますが、最高級旅館であるあかん鶴雅別荘鄙の座にも源泉掛け流し100%の温泉はありません、つまり泉質だけなら此処は鶴雅1の御宿になります。又、花ゆう香では日帰り入浴は行っていないので、此処の温泉には宿泊者しか入浴が出来ません、そう言う意味では貴重な温泉ですね。
温泉入り口手前にある休憩用のテーブルなんですが、良く見ると何か置いてありました。
何と野菜ミックスゼリーがサービスで置いてありました。無料で食べられる様になっています。折角なので、少し頂きました。まぁ味は微妙でしたけど・・
チョップ~♪それでは温泉に入りたいと思います。レッツバスロマン♪
脱衣所内です。見ての通りですが、それ程規模は大きくなくて、こじんまりとしていました。うーん、花ゆう香は女性をターゲットにした洋風ホテルと言うのがコンセプトと聞いていたので、正直もっと可愛らしい温泉大浴場をイメージしていたのですけど、割と脱衣所内は普通で何と言いますか、田舎宿の温泉に来た様な感じでした。ちなみに此処では男女の入れ替えはありません、完全固定になっており、浴場のレイアウトもほぼ同じになっています。
貴重品ロッカーです。鍵やサイフなどの小物のみ入れられる程度の大きさでした。
脱衣棚には、衣服を収納する脱衣カゴが設置されています。
脱衣棚の奥にはトイレがあります。シャワー付きの洋式トイレになっていました。
洗面台です。見ての通りシンプルなデザインで、長方形の大きな鏡に普通の木製の椅子が並べられていました。
ウォーターサーバーです。この鶴雅グループの拘りなのかもしれませんが、水は普通の水道水では無くて、阿寒100年水と言うミネラルウォーターでした。
洗面台のデザインはお部屋にあった物と似たようなデザインでした。此処は鶴雅グループで改装した時にリフォームされている様です。
アメニティはヘアトニックにローション、リキッドと綿棒にカミソリ、ブラシです。ヘアトニック類はあかん遊久の里鶴雅にある物と同じメーカーの物が設置されていました。
温泉の泉質表です。阿寒湖温泉には硫黄泉と単純温泉がありますが、此処の御宿は無色透明の単純温泉になります。
■泉質/単純泉 掛け流し(中性低張性高温泉)
■効能/神経痛、筋肉痛・関節痛、打ち身、くじき、冷え性、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、創傷、リュウマチ、肝臓病
チョップ~♪それでは早速中に入ってみたいと思います。
花ゆう香にある源泉掛け流し100%の温泉、花しづかの全体を撮影した物です。脱衣場と同じで、思ったより普通の地味な浴場でした。恐らく温泉自体は、以前経営していたホテル山浦の頃から大きな改装はされていないのだと思います。
掛け湯です。何故か奥の方にあるサウナ入り口の手前に設置されていました。多分サウナから出た後に、直ぐ洗い流せる様に敢えてこの位置に設置されているのだと思います。ちなみに此処の浴場には水風呂はありませんでした。
こちらの小さな内湯は高温浴槽です。源泉掛け流し100%と謳っているだけあり、確かに消毒液の匂いはありませんでした。ただ同じ単純温泉でも、白老虎杖浜温泉にある様な泉質ではないので肌触りも普通です。正直な所ですけど、あかん遊久の里にある大浴場の泉質(加水有り)と比べて全然違う!と言う実感はあんまりありませんでした。まぁこれに関しては僕が素人なだけで、温泉ソムリエの資格とかを持っている人ならば、泉質の違いを判別出来るのかもしれませんね。
こちらの大きめの浴槽は中温浴槽です。熱いのが苦手な方にはちょうど良い温度だと思います。ただ少し残念な所なのですけど、花ゆう香の温泉には露天風呂はありません、この2つの内風呂のみとなっています。
ちなみにこの浴槽なんですが、入り口側の方は浅めになっており、何故か木製のベンチが設置されていました。まぁ休憩に使うもヨシ♪足湯として源泉を楽しむのもヨシだと思います。
さてさて、続いてサウナに入って汗を流したいと思います。
昔ながらのドライサウナです。サウナマットは個人用のウレタン製ではなく、ちゃんと定期交換されるマットが設置されていました。今時のサウナの様にテレビなどはありませんでした。まぁ源泉掛け流し100%の温泉で、サウナまであるのだから、普通であれば充分な物が揃っていて合格レベルとは思います。しかし鶴雅グループが経営している御宿としては、何か物足りないなぁと思いました。と言うのも「女性をターゲットにした洋風ホテル花ゆう香」と言う割には、何処かの田舎にありそうな浴場で、可愛らしさの欠片も全く無いと言うのが僕の感想です。まぁ男の立場から考えれば、此処はあくまで泉質を売りにした貴重な温泉のある御宿として見るのであれば、合格点なんですけどね。
洗い場です。見ての通り10人程が利用出来る様に設置されていました。シャワーは温度調節が可能なタイプです。
シャンプー、リンス、ボディーソープにシェービングフォームとカカト削りです。シャンプー類に関しては業務用の製品になる為、値段については不明でした。ただ使ってみて髪がパサッパサッになってしまうと言う様な事はないので、物凄い安物ではないと思います。
花ゆう香の温泉は悪くはないのですけど、やっぱり少し物足りないなぁって思っちゃいました。なので、折角だから宿泊特典を利用して同グループが経営する「あかん遊久の里鶴雅」の方に湯巡りに行って来ます。阿寒湖温泉ならば、やっぱり此処が一番です。
ただ敢えて最後に花ゆう香の魅力については、フォローをしておきたいと思います。あかん遊久の里鶴雅にある温泉は日帰りで入浴しようと思ったら、入浴料金が1500円(税別)も掛かります。しかも日帰り客は17:00までしか入浴する事が出来ない様になっています。しかし、花ゆう香に宿泊したら入浴料は無料だし、御宿からの送迎付きで深夜00:00までは遊久の里と鶴雅ウィングスにある温泉にも自由に入りに行く事が出来ます。阿寒湖温泉でも数少ない貴重な源泉掛け流し100%の湯にも入れるし、壮大な阿寒湖を一望出来る遊久の里の温泉にも好きなだけ入れるんです。ある意味では、良い所取りが出来るコスパに優れた御宿です。考え方の一つとしてですけど、離れにあるだけで遊久の里の温泉も花ゆう香の大浴場と考えれば、此処ほど温泉を楽しめる御宿は他に無いんじゃないかなって思います。
花ゆう香1外観&ロビー
花ゆう香2お部屋(湖側新洋室)
花ゆう香3温泉(花しづか)
花ゆう香4夕食(バイキング)
花ゆう香5朝食(バイキング)
花ゆう香6館内施設
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