銀杏館の最上階である7階にやって来ました。石水亭には此の銀杏館と本館である辛夷館の最上階にそれぞれ温泉大浴場があります。
男女の入れ替えはなく、どちらの大浴場も深夜02:00~03:00の清掃時間を除いて1日中の入浴が可能になっています。
それで先に来た此方の銀杏館温泉大浴場の方なのですけど、結論から言ってしまうと温泉は辛夷館の方よりも断然此方の方が良い作りになっています。
まぁ辛夷館の温泉については次のページで詳しく紹介しますので、まずは銀杏館の方を詳しく案内して行きたいと思います。それでは中に入ります。
銀杏館温泉脱衣場の玄関です。
此処でスリッパを脱いで中に入ります。それにしても床は御影石でしょうか?この辺もいかにも野口観光らしい雰囲気ですが豪華さも有り流石は大型旅館の温泉って感じがします。
脱いだスリッパは此方の棚に収納する様になっていました。
ただ、少々残念な所なのですけど此処の御宿には間違い防止用の札とかが用意されていないんですよね。
同じ野口観光の北湯沢ホロホロ山荘や洞爺湖の乃の風リゾートなんかには普通に用意されているのに、何で良い所を同グループで共有化していないのかが疑問でした。
そんな訳で場合によっては自分のスリッパを間違えて履かれてしまう可能性もあるので、個人的には特徴のある置き方とかをしておいた方が良いと感じました。
スリッパ用の除菌スプレーも常備されてました。
最近は何処の御宿でも入り口に除菌スプレーを用意する様になって来ましたけどスリッパ専用とは珍しい気がします。
銀杏館温泉大浴場の脱衣場内です。細長い造りが特徴ですね。
えっ?まだ夕食も食べてないのに随分夜中になってないか?ですか?
はい、実は真夜中の時間にやって来て撮影したんです。流石に人気の大型旅館ですからね。誰も居ない時間でないと他のお客様に迷惑が掛かるので・・
えっ?そしたら夕食は食べられないな残念だな?ですか?そうですね~♪普通の御当地キャラならば食べられないでしょうね~♪
ふふっ(笑)でも、その心配はありませんよ!僕には飛行能力ともう一つスペシャルな特殊能力があるのです(^^♪
さてさて、脱衣所の紹介を続けて行きます。
中央には脱衣棚があり棚の中には脱衣カゴがセットされています。此処の御宿では収納BOXはないので、脱いだ衣服は全てカゴに入れる様になっていました。
扇風機と体重計です。まぁこれって脱衣場にはほぼ100%有りますよね。
貴重品ロッカーです。ハンドストラップ付きで利用時に100円硬貨も必要ないので、そのまま財布や鍵なんかを収納出来る様になっていました。
リクライニングスペースです。お風呂上りに小休止が出来る様に椅子が設置されていました。
尚、脱衣場内は完全禁煙になっております。
ウォーターサーバーです。冷たい水が飲める様になっています。
空気清浄機がありました。
うーん、これだけの広い脱衣場をこれ1台でカバーできるかな?っと云う疑問は少々ありますけどね。
パウダーコーナーです。洗面台は5カ所有りました。
大きな鏡が特徴ですね。全然古臭さを感じさせないデザインです。
本当に凄い建築デザイナーさんが手掛けた温泉なんだろうなって思いました。
洗面台です。シンプルな白を基調にしたデザインで、お湯と水は切り替えレバー式になっています。
安宿の定番アメニティであるルシードのアフターシェーブローション・ハリキッド・ヘアトニックの3種です。
完全な安物ですけど無香料なのはgoodです。
綿棒も用意されていました。
売れそうなくらい大量に積み重ねられてますね。カミソリです。
クシとブラシです。
ターボ機能付きのドライヤーです。部屋にあった物よりも高性能でした。
石水亭銀杏館の温泉レイアウト図と泉質表が掲示されていました。
此処の温泉ですが、内風呂は温度調整の関係で循環ろ過をしていますが塩素系薬剤による消毒は一切されていません、又露天風呂の方はかけ流しの湯になっています。
流石に源泉温度は高いので、加水はしていますけど流石は登別ですよね。
goodなのは脱衣場内には2つのトイレがある事でした。
室内も綺麗だし勿論シャワー機能付き洋式タイプです。これは清潔感があって良いですね。
チョップ~(^^♪
それでは石水亭銀杏館の温泉にレッツバスロマン♪
はい、それでは此処で僕が持つもう一つの特殊能力タイムリープの発動です。
時間を遡って明るい時間に戻って来ました。
上の2枚の写真は石水亭銀杏館の温泉大浴場を端と端から撮影した物です。
ご覧の通りで、ウナギの様に細長い奥行きのある造りが特徴です。
銀杏館の温泉レイアウト図面です。先ほど壁に掲示していた物だと少し分かりずらいと思ったので改めて掲載しました。
図の通りで此処の温泉は長い通路が有り窓側の方に浴場が有ります。
内風呂は3か所で露天風呂も3か所有り、男女どちらの温泉にもドライサウナが設置されています。
規模はかなり大きめです。しかもサウナもあるので、設備面では申し分ない充実度のある温泉大浴場と云えます。
まずは掛け湯にて体を洗います。
それにしてもコンパクトな掛け湯です。
それでは一番手前にある檜風呂に入りたいと思います。おっ♪登別温泉特有の香りがしますね。これはこれはテンションが上がります。
■泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
■効能 切り傷、抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症
体の芯まで温まります。良いお湯ですね。さて石水亭銀杏館の温泉大浴場ですが、此方の男湯側は望楼noguchiがある道路側になっています。
なので物凄く素敵な景観って訳ではないのですが、それでも7階の高層階で浸かれる温泉って気分が良い物ですね。
そして前にも記述しましたけど、登別温泉の御宿で高層階に大浴場があるのって本当に珍しいんです。勿論此の石水亭以外にもある所はあるんですけど、多分一人旅で泊れる御宿に限って云うのであれば、此処だけですと言い切れちゃいます。
ちなみに石水亭の温泉ですが、実は地獄谷からではなくて大湯沼の方から独自の源泉をひいているんです。他の御宿とは一味違った温泉に浸かれちゃうのってプレミアム感があってプチ熱いですよね。
続いて中央の岩風呂です。此処はジャグジーになってます。
石造りの灯籠が印象的なジャグジーです。此処の特徴ですが、浴槽は浅くお湯もぬるめになっています。
なので小さなお子様連れのお客様は此処が一番安心して入浴出来るんじゃないかなって思います。
■ジャグジー利用時間 05:00~23:00
※入浴自体は可能ですが時間外は泡風呂になっていません。
ちなみにそんなジャグジーの向かい側にはドライサウナが設置されています。やっぱりサウナがあるのって良いですよね。
此処の御宿のgoodな所ですがサウナの利用時間も朝06:00から深夜00:00と、とても長い時間になっています。これは嬉しいですね。
■サウナ利用時間 06:00~00:00
石水亭銀杏館のドライサウナです。まぁご覧の通りで今時のサウナみたくテレビも付いていないし、大人だと6人くらいまでしか入れなさそうな規模の物ではありますけど、それでも長時間利用できるサウナがあるのは好印象です。
何せ登別の大型旅館には結構ドライサウナを設置している所が多いのですが、意外と定山渓温泉なんかだと大型旅館でもミストサウナしかないって所が多いんですよね。
好みの問題かもしれませんが僕は断然ドライサウナ派です。決してドライサウナが無いからと云って御宿評価を減点したりはしませんけど、有ったら嬉しいから加点はしちゃいます。
チョップ~(^^♪
心地よい熱さです。
サウナの後はやっぱり水風呂です。サウナを限界まで我慢した後に長時間水風呂に入るのが心地よいんですよね。
それにしても此処の水風呂は、ご覧の通りで小さめの浴槽です。
一見すると掛水専用なのかな?って感じもしますが、浴槽に浸かる為の段差もあったので普通に水風呂として入浴出来る様でした。
ちなみに創業当時は温泉大浴場も此のサウナまでの規模だったんですよ。でも2002年に銀杏館のリニューアルオープンをする際に併せて増築工事を行い、更に奥にも温泉を作ったんです。
えっ?随分詳しいなですか?そりゃあそうですよ。実は僕N観光の従業員なんです。別に隠していた訳ではないんですよ。そもそも此のサイトを立ち上げたのは、ライバル企業が経営する温泉宿をリサーチしろと云う業務命令を受けたのがきっかけなんです。
はい、此方が一番奥に有る内風呂です。最初の檜風呂よりは小さめですけど、それでも大浴槽と云える規模の浴槽です。
ちなみに此方は御影石風の造りになっています。
内風呂をUPで撮影した物です。こうして見ると随分温泉の濃度が薄く見えますよね。でも、これって決して温泉その物をメチャクチャ薄めてケチっている訳ではないんです。
確かに温泉自体は60℃って云う高温の源泉を適温にする為に少々加水はされていますけど、石水亭の泉質は決して悪くはないんですよ。
実を云うと石水亭の大浴場が薄く見えるのは、源泉を濾過して湯の華や砂などの不純物を取り除いているからなんです。これには理由があって最上階にある大浴場なので、そのまま源泉をひいてしまうと配管が詰まってしまうのです。
でも、湯に溶け込んでいる温泉の重要な成分はフィルターで濾しても決して取り除かれる事はないので安心してください
だから自信を持って書けますけど、石水亭の温泉も間違いなく登別の名湯です。良い泉質で身体も芯まで温まるのです。
ちなみにどうしても湯の華を取り除いていない、見た目の濃度も濃い源泉に入りたい人は石水亭から徒歩5分ほどの距離にある近場に大湯沼川の天然足湯に行く事をお勧め致します。
尚、天然足湯については此のサイトの観光スポットコーナーでも掲載してますので一緒にそちらもチェックしてみてくださいね。無料だし凄く面白いスポットなのでお勧めです。
洗い場です。先ほどの一番奥にある大浴槽側の洗い場は上の写真の方です。仕切り付きになっていました。
そして下の写真の洗い場は檜風呂側の方です。
シャワーは温度調整機能付きのタイプです。カランはボタンを押すと一定量のお湯が出る様になってました。
ノンシリコンシャンプーシリーズです。一昔前の野口観光はハーブの香りがするシャンプーが特徴でしたけど、ここ最近は此のノンシリコンシリーズを扱う様になっています。
まぁ野口観光の○○亭と云うリーズナブルな宿泊料金が売りの御宿で扱っている物なので勿論安物です。
でも、使ってみて悪くはない商品だなって思いました。本当に凄い安物になると髪を洗った後にパサついたりしますけど、そう云う事はありませんでした。
はい、それでは石水亭温泉大浴場の最大のセールスポイントである露天風呂コーナーに行ってみたいと思います。
はい、此方が石水亭銀杏館の露天風呂です。
吹き抜け空間になっており、明るい日差しが入る開放的な露天風呂です。これはgoodですよね。入浴者を本当に楽しませてくれるワクワクする温泉です。
それでは一番手前にある浴槽から入りたいと思います。ちなみに先ほど冒頭でも書きましたけど石水亭では内風呂は循環ろ過されてますが、露天風呂の方は掛け流しの湯になっています。
加水はされている物の塩素系薬剤による消毒が一切されていない新鮮なお湯に浸かれるのは、源泉温度の高い温泉天国登別だからこそですよね。
白濁の硫黄泉って良いですよね。本物の温泉に入ったって気持ちになりテンションが上がっちゃいます。
少々残念なのは景観ですね。折角屋上にある露天風呂なのに目の前に柵があるので、イマイチ景観が楽しめない様になっちゃってます。
まぁ男湯の場合は真向かいに望楼noguchiがあるから見えない様に配慮しているのだと思います。
でも・・多分・・ですけど向こうからの覗き防止と云うよりは、粗末な物を望楼noguchiに宿泊している上品なお客様方に見せない為の配慮なんじゃないかなって思っちゃいました。
いや!これは、あくまで僕の個人的な思いですよ!!決して野口観光の従業員さんが言っていた訳ではありませんからね。
景観に関しては少々辛辣な事を書きましたけど、それでも開放的な露天風呂な事に間違いはないです。
続いて此方の樽風呂と陶器風呂を紹介します。
樽風呂です。円形の形が特徴で大人なら頑張れば4人は入れそうな大きさでした。
まぁ僕は一人で入りたい派ですけどね。
惜しげもなく温泉が掛け流されています。これは贅沢な樽風呂ですね。
又、この樽風呂ですけど頭が置けるように枕木が設置されているんですよね。これがあるだけで凄く楽な姿勢で入浴出来ちゃうので本当にのんびりと長湯が出来ちゃいます。
此方は陶器風呂です。今でこそ何処の温泉やスーパー銭湯でも見掛ける様になってますけど、陶器風呂って当時はかなり画期的なお風呂だったんです。
しかもこれって制作するのにウン十万も掛かるかなり高額な浴槽なんですよね。そんな陶器風呂に一人でゆったり浸かるのって凄い贅沢な気がします。
流石は大手野口観光の温泉だなって感じです。
北海道の温泉って素晴らしいですね。
屋根のない吹き抜けの空間になっているので、空を眺める事も出来ます。夜なら月見風呂も楽しめそうですね。これはgoodです。
石水亭銀杏館の温泉でした。屋上にある開放的な露天風呂は、やっぱり来て良かったなと思わせてくれる素晴らしさがあります。
ちなみに石水亭では日帰り入浴もやっています。第一〇〇館や〇別グランドホテルに比べると日帰り入浴料金も随分良心的なので、観光がてらお風呂だけでも入る事をお勧めしたいですね。
但し、此処では曜日別に各浴槽のお湯を抜いて清掃をしているので清掃時間中は温泉には入れません、折角来たのに入りたい大浴場に入れなかったとなると悲しいので、事前に公式HPにて清掃予定の浴槽を把握しておくことをお勧めしときます。
まぁ・・一応此のページでも清掃日と時間を掲載しておきます。
■日帰り入浴 11:00~18:00(退館は19:00まで!)
料金 大人800円(税込み) 小学生400円(税込み) 幼児は無料
レンタルバスタオル&タオル200円(税込み)
■各浴槽清掃日
あっそうそう♪言い忘れてました。本気にしてしまう人が居るかもしれませんので、一応書いときますが僕がN観光の従業員と云うのは完全なネタです。
実は此のサイトを見てくれたとある訪問者の方からN観光の歴史について詳しく記載されている公式サイトのページを教えて貰ったんです。折角なのでリンク貼っておきますので、僕と同じくN観光ファンの方は是非サイトにジャンプして歴史を勉強してくださいね。
石水亭1外観&ロビー
石水亭2部屋
石水亭3銀杏館温泉
石水亭4辛夷館温泉
石水亭5夕食バイキング
石水亭6朝食
石水亭7館内施設
とまチョップが勧める予約宿泊サイトです。何と言ってもじゃらんは最大手の宿泊サイトです。利用の都度貯まるポイントが有効に使えるのもメリットがあります。
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