本日宿泊するお部屋は、湖側の新洋室703号室になります。白を基調としたドアが良いですね。御宿によっては変に安っぽいドアの場合があるのですが、ここのドアはしっかりとした作りです。それでは中に入ってみたいと思います。
花ゆう香の新洋室です。さてさて、前回のページにてどんな部屋なのかは既に知っていると書きましたが、言葉の通り僕は今回宿泊にあたって敢えてこの新洋室を予約していました。個人的には和室の方が好きだし、勿論この御宿にも和室はあったんですけど、新洋室で予約すると必ず最上階の湖側禁煙室が確約される事があったからです。折角の阿寒湖温泉への旅行なので、今回はどうしても景観を重視したかったのです。この花ゆう香の新洋室は、確かに他の部屋に比べて割り増し料金もあるのですが、それでも同グループのあかん遊久の里で湖側に泊まろうと思ったら、もっともっと宿泊費が掛ります。それに比べると大分リーズナブルなお値段で景観の良い部屋が取れるのが、この御宿の魅力だと思います。
こちらは窓側から撮影した物です。黒と白を基調にしたモダンなデザインですね。第一印象は綺麗な洋室と言った所で好感が持てます。
室内は基本土足ですが、窓側にあるリクライングスペースのみ小上がりになっています。フローリングの上に小さなカーペットが敷かれており、ただベッドだけが部屋を占めているセンスの無い洋室に比べると、随分快適な空間も用意されているなぁと感じました。
お茶菓子です。花ゆう香に隣接している鶴雅まんじゅうで作られた熊笹まんじゅうと御宿の定番種なし梅が用意されていました。
リクライニングスペースの端には空気清浄機が設置されています。これもある意味御宿のステータスを図る機器になっているかもしれませんね。事実安宿ではあんまり見掛けない物です。
でも、花ゆう香の一番の売りは何と言ってもこの景観です。又、面白い作りで良く見ると窓側には常設のソファが設置されていました。
窓からの景観です。向こうの方には同じく鶴雅グループが経営している阿寒湖では一番人気のある御宿あかん遊久の里鶴雅も見えました。それにしても素晴らしい景観です。やはり湖沿いにある御宿って良いですね。
カラカミ観光が経営している人気御宿のニュー阿寒ホテルも見えました。本当にこの御宿の立地は最高ですね。
阿寒湖の景観を堪能した所で、お部屋の中の紹介を続けたいと思います。ベッドの間迎えには、テレビ等が設置されたテーブルがあります。
フロントへの直通電話と観光案内などのチラシが置いてありました。花ゆう香には勿論喫煙室もあるのですが、この新洋室には禁煙室しかありません、その為喫煙禁止の表示も付いています。ちなみにLANケーブルやWifiは無いので、ビジネス等で、PCを持ち込んで来たお客さんには少し不便かもしれませんね。どうしてもネット環境を使いたい場合は、ロビーの方に無料の無線LANがあるので、そちらを利用すると良いと思います。
ルームキーです。変わったデザインだなって思い良く見たら、鹿の木製キーホルダーでした。部屋の鍵にも拘りを感じさせてくれますね。GOODです。
ちなみにこちらはチェックイン時に渡された夕食券と朝食券です。お客さんが多い為か、夕食時間については希望時間の確認もありました。細かい話しですが、食券もちゃんとした印刷物で用意しているのは凄いですね。
下にあるのは冷蔵庫です。中身は空なので、持ち込み品を収納出来る様になっています。
電気ポットに冷水ポット、そしてコーヒーミルです。此処の御宿で一番気に入ったのがこのコーヒーミルがある事でした。というのも此処ではちゃんとしたコーヒー豆が用意されており、挽きたてのコーヒーが4~5杯程飲める様になっていました。これはコーヒー党の僕には、とても嬉しいサービスでした。GOODです♪プチ熱いです。何せ、あかん遊久の里鶴雅の方は以前特別室に泊まったのにも拘わらず、安っぽいコーヒーサーバーに1杯分のコーヒーしかありませんでした。こちらの方がリーズナブルなお値段の御宿なのにコーヒーサービスは完全にこちらに軍配が上がっています。
少し残念ですが、2015年4月から全室のコーヒーミル設置は廃止されています。但し、変わりにロビーの方には最新式のコーヒーマシンが設置されました。確かに部屋の中で阿寒湖を眺めながらコーヒーを愉しむ事は出来なくなりましたが、これからは、あの素晴らしいテラスの方でコーヒーを飲みながら優雅な時間を過ごせる様になりました。此処もお客様に最大限のサービスを提供出来る様に行われている企業努力の一つだと思います。頑張れ鶴雅花ゆう香!とエールだけは送りたいと思います。まぁ個人的にはこれで、無制限にコーヒーが飲める様になった訳ですから、むしろプチ熱いサービスを提供してくれたなって思います。
続いてベッドと洗面所の方を紹介して行きます。ベッドは見ての通り、モダンなデザインです。洋室は何れもツインルームになっており、寝心地の良いベッドが2つ設置されています。
ベッド間にある照明です。台の上にはテレビと照明設備のリモコンが設置されていました。先程のテーブルにもありましたが、結構な数のコンセントがあるので、スマホやPC等の充電にも不便さはまず無いと思います。これは良いですね。
洗面所です。最近の洋室は、こういう風に敢えて室内に綺麗な洗面所を設けている所が多いですよね。
洗面台も新しいデザインです。綺麗な長方形の鏡に白を基調としつつもデザイン性の高い陶器の洗面台で、室内のイメージに合わせて設置されています。かなりセンスの良い部屋です。
アメニティは歯ブラシにコットン&綿棒にシャワーキャップです。後はティッシュとドライヤーが備え付けにありました。
金庫です。予め自分で暗証番号を設定しておくタイプでした。変に小さな鍵付きの金庫だと鍵をなくしてしまう心配もあるので、個人的にはこういうタイプの方が好きです。
タオルです。色違いのバスタオルが用意されていました。これって物凄く良いなぁって思いました。一人旅なら関係はありませんけど、一緒に宿泊に来た場合には、どれが自分のタオルなのか分からなくなる事ってあるんですよね。でも色違いだと間違える心配も無いので、とても細かい気遣いのある御宿だなと感じました。
暖房と冷房設備とスイッチです。室温はこれで自分好みに調整出来る様になっています。こういう設備なんですけど、実は意外と整っていない御宿もあるんですよね。このサイトには掲載していませんが、定山渓のとある御宿なんかは集中暖房しかなくて、室内が物凄く熱くなっていました。流石に熱くて我慢できないのでフロントに電話したら、集中暖房でどうしようもないので、窓を開けて室温調整をしてくれと言われた事もあります。正直どうしようも無いのは此処の御宿だよって思いましたが、それに比べると此処は流石は鶴雅グループ!室内の設備に関しては不満は一切出て来ませんでした。
こちらはドアから室内に入って直ぐの所にあるクローゼットの中です。中はシンプルでハンガーが設置されていました。後は消臭剤も置いてありました。これって一部のお客さんには需要があるんですかね?僕はどうも御宿に消臭剤があるのは好きではありません、あくまで個人的な意見ですがこれを見るとビジネスホテルに来た気分になってしまいます。
クローゼットの下には、棚と浴衣の上に着る羽織と帯が用意されていました。羽織は青緑!・・ちょっと独特な色をしています。これは珍しいですね。
まぁそんな訳なので、当然棚の中には浴衣が収納されています。此処では男女でそれぞれ色違いの浴衣になっている様でそれぞれ小・中・大のサイズが用意されていました。まるでユ○クロ並みの豊富な品揃えですね。ちなみに花ゆう香には、作務衣は無くて浴衣のみとなっています。
うーん、あくまで個人的な意見なんですけど、これは正直浴衣じゃなくて、あかん遊久の里にあるのと同じデザインの作務衣にして欲しかったなぁって思いました。・・・っと言うのも前回のページでも説明していますが、此処の御宿は宿泊特典で同グループのあかん遊久の里や鶴雅ウィングスの温泉にも入る事が出来ます。でも、この微妙な色の羽織と浴衣を着て行くと本当に小さい奴と思われるかもしれませんが、あぁ向こうの安宿から来たんだね(笑)って思われてるんだろうなぁーって劣等感も感じてしまうし、ちょっと悲しい気分にもさせられるお客さんも居ると思うんですよね。その点で言うと此処の御宿と同じ様なサービスをしている登別の滝本インという御宿は、大型旅館の第一滝本館と同じ浴衣と草履を用意しているので、変な意識を持つことなく堂々と温泉を楽しめる様になっています。鶴雅さん!是非是非御一考願います。
さて浴衣に関するプレゼンが終わった所で、お部屋紹介を続けたいと思います。最後に紹介するのはトイレです。見ての通り、綺麗な新型のシャワートイレが設置されています。やはり御宿のトイレは綺麗な所で無いと嫌ですよね。
トイレの隣にはシャワールームがあります。ちなみに此処にはお風呂はありません、まぁ僕は折角の温泉に来たのだから、まずお風呂を使う事は無いし、昔の御宿みたくトイレとお風呂が一緒のユニットバスタイプって好きではないので、こういう作りの方がずっと好感が持てます。
シャンプーとリンスにボディーソープです。専用の容器に入れられた商品でメーカーは不明だし今回は使わなかったので、質についてはNO評価です。ただ少し気になったのは、随分減っているのに補充もされていないんだなって所でした。掃除係りの人も気付いているとは思うのですが、ちょっと手抜きされているなぁと思った残念ポイントです。
まぁ少々辛辣な事を書いてしまいましたが、シャンプー類の件は些細な事です。それにしても、綺麗な景色でGOODですね。阿寒湖を眺めながらのティータイムは格別です。
花ゆう香の最上階にある湖側新洋室の景観は最高です。清潔感も有り、設備も充実していて、本当に快適に過ごせそうな空間でした。さてさて、部屋でゆっくりと寛いだ後は浴衣に着替えて、2階にある温泉花しづかに来ました。此処の御宿の売りは、ただリーズナブルな価格である事だけではありません、何せ此処の御宿は源泉掛け流し100%の温泉もあるんです。阿寒湖温泉の源泉掛け流し100%の湯とは、どんな良質な温泉なのか?今から入るのが楽しみです。
花ゆう香1外観&ロビー
花ゆう香2お部屋(湖側新洋室)
花ゆう香3温泉(花しづか)
花ゆう香4夕食(バイキング)
花ゆう香5朝食(バイキング)
花ゆう香6館内施設
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