定山渓ぬくもりの宿ふる川の紹介も最終回になりました。最後は、このお宿の中にある館内施設を紹介して行きたいと思います。まず最初に紹介するのは、ここ2階にある相田みつをギャラリーです。
名前の通り、ここには相田みつをさんの作品が多数飾られています。
さすがに全部は掲載出来ないので、数点個人的に気に入った物だけ掲載しています。特にこれは印象に残る作品でした。
何もしないのが、一番ダメということですね。
中はこんな感じになっています。大広間の中には相田みつをさんの作品や文集が並べられていました。
囲碁と将棋もありました。お爺ちゃんとお孫さん同士で、1局打つのも楽しいかもしれませんね。
大広間の奥にはテーブルと椅子もありました。本もあるので、ここでゆっくり読書するのも良いですね。ちなみにここには1台無料マッサージチェアもあります。安物の痛いだけの物と違い、とても心地よいマッサージ器なので、ここでリラックスタイムというのもお勧めです。
さてさて、同じく2階には、ご意見箱なる物が置いてありました。
お客様の意見を活かして、より良いサービスを提供しようと努力しているのだと思います。でも僕は多分これって、ここの社長さんが目安箱を意識して設置したんだろうなぁって思うんですよね。今時の少年達は知らないと思いますが、時代劇暴れん坊将軍でも有名な、徳川吉宗が町人や百姓の不満を直訴させる為に設置した物に、目安箱と言う物がありました。
ぬくもりの宿ふる川の社長、古川善雄さんの書いた宿の歴史も飾られていました。今でこそ、予約を取るのも難しい人気宿ですが、過去には大きな苦労もあった様です。
ふる川は定山渓だけでなく、小樽と白老虎杖浜の方にもありますが、どれもじゃらんなどの旅行サイトでは物凄い高評価を獲得しています。流石に僕の様な平民では高級旅館とも言える虎杖浜の方は無理ですけど、次は小樽の方も泊っててみたいなぁと思っています。何せ此の定山渓ふる川は本当に良い旅館でしたので個人的には年に数回は行きたくなる定宿にしたいと思いましたから(^^♪
エレベータの前には、天気予報が掲示されていました。毎日貼っているのだと思います。
それでは、続いて同じく2階にある喜庵(よろこびあん)の紹介をします。
喜庵は廊下の奥にあります。
水彩画も飾られていました。
喜庵の中です。クラシック音楽が流れて、感じの良い空間です。何でも、ここは大正モダンというコンセプトで設計されているそうです。
無料サービスで、果実酒とかりんとうも用意されていました。これには、ちょっとびっくりしました。大体の御宿って、流石にお酒は有料サービスにする物なんですけど、こんな物までサービスで置いてるんですね。
中には大人のための絵本や詩集が、多数置いてあります。梅酒を片手にクラシック音楽を聴きながら静かな時間を過ごせる空間になっています。本当に色々な施設が充実して泊まって楽しい御宿になっています。
喜庵の中には、個上がりの和室もありました。又、先程とは雰囲気が変わります。
和人形が飾られています。高そうな人形です。
豪華そうな椅子にテーブルですね。ちなみにこの喜庵なんですが、宿泊日当日は休憩スペースになっていますが、朝はふる里館宿泊者専用の朝食会場になるそうです。
此方は3階にある絵手紙コーナーです。此処を訪れたお客様の作品でしょうか?センスのある作品の数々が貼られていました。
一部個人的に気に入った作品を掲載しました。此処で感の良い方ならあれっ?このページに絵手紙コーナーの紹介あったっけ?とか申年の絵手紙?と気づいたかもしれませんね。そうです。実は再訪した際に撮影した写真を追加で入れました。なので、少々季節感にバラつきがあるかもしれませんが、サイト内のコンテンツも作りっぱなしではなくて、こうやって少しづつ作り直したりもしているので、是非他の御宿の各ページも時々再度チェックとかしてみてくださいね(^^♪
それにしても古川の社長ってどんな人なんですかね。僕此処の御宿が好きで、結構来てるんですけど、実は一度もお会いした事がないのです。
ちなみに絵手紙ですが、1階の売店にて購入し此処で体験する事も出来ます。上手く書ければあなたの絵手紙を此処の御宿で貼って貰えるかもしれませんよ(^^♪
絵手紙コーナーを通り過ぎると奥の方には休憩所らしき場所があります。
どうやら日帰り客の休憩スペースみたいです。それにしても右の隅に置いてある巨大な布袋様が気になりますね。
満腹だぁ♪
ちなみに先ほどの休憩所の向かいには日帰り温泉客専用の休憩所があります。広々とした和室なので、此処で雑魚寝も出来ますね。
定山渓ぬくもりの宿ふる川日帰り入浴
■営業時間12:00~16:00
■料金 大人1,100円 小学生550円(幼児無料)
※タオルの貸し出しは有料サービスになっています。
それでは、次は1階のであひ処を紹介します。ここはフロントの直ぐ隣に入り口があります。
であひ処入り口には、カウンターがあります。ここの御宿はサービスがとても充実しており、ここでは一部の飲食物が無料で提供されています。
ホットとアイスの飲めるコーヒーサーバーにヨモギ茶と、全て無料で好きなだけ飲むことが出来ます。これは嬉しいサービスですね。別の宿でも似たようなサービスを提供している所はありましたが、特別室宿泊者限定のサービスだったりしました。しかし、ここは宿泊者全員が利用出来るサービスになっています。
夜9時以降からの提供になるそうですが、焼き芋のサービスもありました。喜庵のかりんとうといい、このであひ処の焼き芋といい食べ物のサービスも充実しています。良いですね。プチ熱いです♪
ここは、山小屋をイメージしたラウンジになっているそうです。ここにも多数の本が用意されており、自由に読書が出来ます。又、朝はモーツアルトのクラシック音楽も流れる様になっていて、優雅なひと時が過ごせる空間になっています。ちなみにここでは有料サービスになりますが、軽食なんかも注文出来る様になっています。
あれ?とまチョップ来たの夏じゃなかったっけ?っと云う突っ込みを受けそうですが、であひ処の窓を見ると干し柿やリンゴなどが吊るされていました。うん?どうやらそれを目当てに可愛いお客様が来てるみたいです。
何と!Σ( ̄Д ̄ )
これは珍しいヒヨドリです。何でも、たまたま干し柿を飾っていたらこの鳥が食べにやって来たそうです。以来鳥にあげる餌として干し柿やリンゴを吊るす様にしているのですが、どうやらこの辺りに住み着いている様で餌を食べにやって来るとの事でした。又、見ての通りで建物の壁に挟まれた狭い場所になっているので、カラスは入れない様になっているそうです。天敵に襲われる事もなく安心して餌にありつけるから、ヒヨドリ君も安心して食事に来れるんですね。
それにしても、ヒヨドリにまで徹底した御持て成しをする定山渓ふる川はやはり素晴らしい御宿です。運が良ければ宿泊時に遊びに来たヒヨドリに会えるかもしれませんね。
外からロビーに入って、直ぐ左側の方には「いっぷく庵」というお休み処があります。テーブルの真ん中には囲炉裏があり、どこか風情のある趣です。
ここでは夏は麦茶、冬は甘酒が用意されています。ふる川は本当にサービスの充実した御宿ですね。
実は地下1階にも施設があります。既に作品が少し飾られていますが、どんな所なのか楽しみですね。
地下1階には、これまでとは又雰囲気の違うギャラリー蔵という名前の付けられた空間がありました。
何でも、北海道に在住する作家さん達の絵や彫刻などの作品を1ヵ月ごとに入れ替えて展示してるそうです。凄いですね。美術館顔負けのギャラリーです。
何だか不気味な感じもしますが、石の彫刻作品です。
1階にあるお土産屋さん、おもひで屋という所もあります。先ほど紹介したギャラリー蔵行きの階段前に入り口があります。御宿に隣接しているので、中からも入れますが、外から一般客も入ることが出来る様になっています。
営業時間08:00~21:00
ここの名物は、朝5時から手づくりで仕上げる自家製よもぎ入りの温泉饅頭です。折角の定山渓ぬくもりの宿ふる川への宿泊ですから、お土産に買って行くのが良いと思います。
お料理の美味しさと、サービスが秀でた御宿でした。海外からのお客さんも来ますが、大勢のツアー客ではないので、本当に温泉宿でゆったりした時間を過ごすには最適の御宿になっています。宿泊プランも多数有り、中には岩盤浴やアーリーチェックイン&レイトチェックアウトなどの特典付きのプランもあるので、良くチェックして一番自分に合った宿泊プランを探すと良いと思います。ちなみにこの御宿、本当に人気があるので、宿泊予約は早めに取ることをお勧めします。
又、定山渓ぬくもりの宿ふる川では、リピーター客の為にふる川会員制度絆の会というサービスもやっています。入会金と年会費は無料で、帳場で申し込むと入会することが出来るのですが、これに入ると次回以降からの宿泊費が10%割り引きになるだけでなく13:00のアーリーチェックインに翌日が11:00のレイトチェックアウトという特典があるので、絶対に入っておいた方がお得です。詳しくは公式HPの方を確認してください♪
定山渓ぬくもりの宿ふる川へのアクセス
住所:〒061-2303北海道札幌市南区定山渓温泉西4-353 地図
TEL:011-598-2345
定山渓ぬくもりの宿ふる川1 外観・ロビー
定山渓ぬくもりの宿ふる川2 お部屋
定山渓ぬくもりの宿ふる川3 温泉
定山渓ぬくもりの宿ふる川4 ゆ瞑み露天風呂&岩盤浴
定山渓ぬくもりの宿ふる川5 夕食
定山渓ぬくもりの宿ふる川6 朝食
定山渓ぬくもりの宿ふる川7 館内施設
定山渓ぬくもりの宿ふる川8 ぬくちゃんとの思い出
定山渓ぬくもりの宿ふる川9 貸し切り湯
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