洞爺サンパレスの2階にある「しんりんダイニング」にやって来ました。これまで洞爺サンパレスの食事会場と言えば1階のパレシオが定番でした。勿論パレシオ自体は従来通り食事会場としてやってはいるのですが、此方は新しく出来たレストランになります。
何故あれ程広いパレシオに加えて、新たにしんりんダイニングを作ったのか?当然気になるので従業員の方に聞いてみました。何でもレストラン会場を二つにする事で、これまでの混雑しご迷惑をお掛けしていた所を解消したかったと云うのが理由の様です。又、洞爺サンパレスは海外からのお客様も多い御宿ですがどうやら日本人と海外からのお客様を1階と2階の食事会場に分けて案内していると云うのもある様でした。
しんりんダイニングの入り口前には、水の流れる綺麗なオブジェがありました。それにしても最近の御宿ってこういうオブジェが多い気がします。多分最近の流行りなんでしょうね。
しんりんダイニング会場内の様子を撮影した物です。テーブルの配置も良くて、凄く落ち着いて食事が出来そうですね。デザインもモダンな感じで、好感が持てます。一昔前のカラカミ観光と言えば、とにかくゴージャスさを演出している感が滲み出ていて迫力もあるし凄く印象には残るんですけど、結構悪趣味だな~ってイメージもあったんですよね。それに比べると新しい食事会場の雰囲気はとても落ち着きが有る様に見えます。
チョップ~(^^♪
それでは、早速バイキング会場にある食事を見て回りたいと思います。流石は大型旅館なので、見ての通りお客様は沢山いました。でもレイアウトが良い為なのか、どの料理も大変取りやすく一つの料理を取るのに行列が出来て待たされてしまうと云う事は一切有りませんでした。これはGOODです。
それにしても、料理の盛り付け方もGOODですよね。これまでも色々な御宿のバイキング会場を見て来ましたが、此処の御宿の料理のレイアウトはとても綺麗で見るだけでも楽しくなるレベルです。カラカミ観光さんもかなり他のライバル観光会社を研究し、改善をしたんだと思いました。
鶏とクラゲの冷製です。
ポテトサラダ入りミートローフです。周囲のサラダの色合いが綺麗ですね。
サラダです。左からミニトマト、きゅうり、コーン、ちぎりレタスです。ドレッシングは5種類で青じそゼビーチェ、中華ドレッシング、シーザードレッシング、サウザンドレッシング、フレンチドレッシングです。
チーズムースのカナッペです。これはチーズ好きの人は絶対に食べた方が良いお勧めの料理(と言うよりはむしろオヤツかな?)です。っと言うのも物凄く美味しいんですよね。正直これだけを食べる為だけにリピートしたいと思えた程です。
卵豆腐のズワイ棒のせと言う料理です。見てください、小鉢に綺麗な盛り付けられたこんな料理まであるんです。準高級旅館にも引けを取らない手の込んだ料理が並んでいます。
サラダ系の料理を更に紹介して行きます。
カリフラワーとベーコンのターメリック風味です。なかなか見慣れない料理ですね。
海藻サラダです。
ラディアトゥーリのバジル風味です。ラディアトゥーリとはパスタの一種なんですが、車の部品の一部であるラジエーターに形が似ていることからこの名前が付けられています。それにしても、日本人にはあまり馴染みのない料理もありますよね。実は食事会場は違っても1階のパレシオと2階のしんりんダイニングで出て来る料理は全く同じなんですよね。洞爺サンパレス自体が非常に海外からのお客様の多い御宿なので、その分料理は多国籍化しているんです。
サラダ類はまだまだ続きます。
グリーンアスパラです。
出ました。地味にバイキング会場のサラダには定番メニューのヤングコーンです。これってスーパーには売ってないけど、何故かバイキング料理では良く見かけるんですよね。ステーキレストランビクトリアのサラダバーにもあったし、主にどこで栽培しているのか地味に気になる野菜です。
蒟蒻サラダです。カラフルなコンニャクですよね。お刺身コンニャクとして醤油を付けて食べるのも有りですよね。そう言えば昔ルパンⅢ世で石川五右衛門の斬鉄剣で唯一切れない物が、コンニャクだったって話がありました。まぁ洞爺サンパレスのバイキング料理とは一切関係ないんですけど、ふと思い出したので書いちゃいました(^^♪
ミックスビーンズです。この辺は完全に多国籍メニューの多い洞爺サンパレスならではの物だと思います。
スモークサーモンです。これはプチ熱いですね。こんな物までバイキング料理にあるとは感動です。ちなみに北海道苫小牧市ではヨイトマケに並ぶお土産商品として王子のスモークサーモンと言う物があります。とても美味しい品質の確かなスモークサーモンなので、是非皆さまも一度ご賞味してみてくださいね。
トマトサラダです。
カニカマサラダです。
海鮮カルパッチョです。手が込んでますね。サラダ類だけでもこの充実ぶりです。
続いてオカズコーナーの方を紹介して行きます。
グリーンピースです。
伊達鶏と茸の炊き込みご飯です。
鰊の煮付けです。
ゆでとうきびです。
ブイヤベースです。ただ、これ正直僕の口には合いませんでした。折角、海老などの海鮮類が豪華に入っているのだから、もっと日本人好みの味にしてくれたらリピーターを集められるメニューに変貌すると思うんですけどね。
道産豚のパン粉焼きレンジ豆の煮込みと言う料理です。
茄子とトマトグラタンです。地味に茄子ってチーズと合うんですよね。実際茄子とミートソースのピザとかありますけど、これが中々美味しいんですよね。
油鰈のグリルです。魚料理も手の込んだ物が豊富ですよね。ところで皆さん?この油鰈って言う字読めましたか?これでアブラカレイと読みます。
タラバガニのブラックビーンズ炒めです。
鶏と野菜のオイスター炒めです。
白身魚の甘酢がけです。
牛すじのラグーと言う料理です。ちなみにラグーとはイタリア語で、煮込み料理の事を言います。
茸のクリームパスタです。
ザンギです。・・うーん、こう書いてしまうと道外のお客様には馴染みがありませんよね。ザンギとはよーするに鶏のから揚げの事を言います。
盛り付け方もお洒落で、どれもこれも美味しそうな洋食コーナーでしたね。それでは続きの和食コーナーをどうぞ(^^♪
蒸し芋と茶碗蒸しです。蒸し芋がある所が良いですよね。北海道らしさを感じさせてくれます。
蒸し芋トッピング用のイカの塩辛とバターです。何で芋に塩辛なの?って思う方も居るかもしれませんね。北海道がまだ貧しかった時代にはお米も貴重品だったので、じゃが芋をお米代わりに食べる習慣がありました。その頃の名残で北海道ではじゃが芋にイカの塩辛を付けて食べる様になっています。でも、意外とこれが合うし美味しいんですよね。ちなみにこの話ですが、北海道の年配のサラリーマンなら25%の確率でお酒の席でのうんちくとして語ります。もしこのサイトを見ている方の中で、北海道に出張などで来た際にはほぼ聞かされると思いますけど、うざいと思わずに耳を傾けてあげてくださいね♪
塩も有りました。抹茶に梅を含めた3種類です。
和の御惣菜コーナーです。
菜の花のおひたしです。
おかか牛蒡です。
鱈子和え蒟蒻です。
炊き合わせです。
薩摩芋のレモン煮です。
オデン君です。主人公と同じ巾着もちゃんと有りました。卵に大根と個人的には好きな種ばかり入っていてGOODです。
シュウマイです。
エビフライです。中濃ソースとタルタルソースの2種類が用意されていました。
皮付きポテトです。トマトケッチャップはお好みで
鰊の塩焼きです。
続いて洞爺サンパレスが独自で取り揃えたカレーコーナーの紹介です。
グリーンカレーです。これはかなり珍しいですよね。カレー自体は何処の御宿にも定番としてあるメニューの一つですけど、中々グリーンカレーを置いている所は無いんじゃないんでしょうか?具材は海鮮類を主に入れたシーフードカレーになっています。
普通のビーフカレーです。
レッドカレーです。流石は様々な国の需要に応えた大型旅館ですね。カレーだけでも3種類あるのは大した物です。ただ、残念ながらカレーの味は普通というレベルでした。個人的には登別万世閣の真鍋シェフ監修のビーフカレーがNo1ですね。あのレベルまで持って来て欲しいと贅沢は書きませんが、カレーについてはもう少し改善して欲しいなって思いました。
甘らっきょと福神漬けです。
ご飯です。北海道産のお米を使っている様ですが、品種は不明でした。
五目ちらしです。イクラも載っていて豪華ですね。
御汁粉です。
左は玉子スープで、右の方は茸と秋刀魚のつみれ汁です。
続いてお刺身コーナーです。
カツオのたたきです。
南蛮海老です。
うどんです。薬味には万能ねぎ、生姜、あげ玉とありました。
白菜キムチです。
ザーサイです。
しば漬けです。
新漬けです。
おや!何と専属の寿司職人さんが居ました。大分年配の職人さんですね。ベテランの方でしょうか?
チョップ~(^^♪握り1人前お願いします。
お寿司はイカとサーモンの2種類ですが、その場で握ってくれるのはGOODですね。
お寿司なので、ガリもありました。
じゃが芋とコロッケです。挽肉とトウモロコシの2種類がありました。
ラーメンを作ってくれるコーナーも有りました。
さてさて、それではメインディッシュのコーナーを紹介したいと思います。
・・・っとその前にパンとピザのコーナーを紹介したいと思います(^^♪
壮瞥産のりんごをふんだんに使って作られたアップルパイです。トッピング用に大量の生クリームとバターも用意されていました。このまま食べても十分美味しそうですが、これは凄く美味しそうですね。
海鮮ピザです。ピザ好きにはとても嬉しいメニューですよね。しかも、此処のピザはかなり美味しいレベルです。カロリーが異常に高いので、食べ過ぎると一瞬でお相撲さんになってしまいますが、泊りに来た時くらいはカロリー制限を解禁して食べたい物です。
続いてパンを紹介します。
左からオレンジデニッシュにミニショコラパンです。
左からミニ角食パン、ミニ角食パン(チョコマーブル)、カスタードデニッシュです。パンの種類も豊富でGOODです。
これは面白いオブジェです。何と蜂の巣の様な形をしたオブジェから本物のハチミツが抽出されていました。
はい、メインディッシュの一つであるステーキです。牛脂注入肉ではありますが、お肉はとても柔らかく凄く美味しい物でした。専用ソースにトッピングとしてガーリックチップが用意されていました。凝ってるなぁと思ったのが地味に塩が3種類ある所でした。沖縄シママースに紅岩塩、普通の塩の3種です。
ステーキには備え付け用の野菜としてカットサラダも用意されています。
はい、もう一つのメインディッシュメニューはハンバーグです。なーんだハンバーグなの?って思わないでくださいね。実はこのハンバーグ、何処かの安宿にある様な冷凍物の美味しくない物とは全く別次元の物なんです。洞爺湖産の赤毛和牛と豚の挽肉を組み合わせて焼き上げた物凄くクオリティの高いハンバーグでした。専用のタレは大根おろしにポン酢とデミグラスソースの2種類なんですが、本当に美味しいハンバーグでむしろステーキより此方の方が気に入った程です。
秋刀魚の塩焼きです。個人的には秋刀魚はシンプルに醤油を付けて食べたい派なんですけど、此処ではポン酢や塩をお勧めしている様でした。まぁ僕は海原雄山先生ではないので、何でもかんでもわさび醤油が一番だとは思いません、意外とこれが合うのかもしれませんね。
此方はドリンクコーナーです。
コーヒーマシンです。種類も豊富でレギュラーコーヒーだけでなく、カプチーノにカフェオレ、エスプレッソにアメリカンと5種類も飲める様になっていました。又、抽出される飲み物も美味しくかなり気に入りました。
ティーサーバーです。紅茶と煎茶が飲める様になっています。
こちらはウォーターサーバーですが、氷だけを取る事も出来る様になっていました。
これは普通の水です。
最後にデザートコーナーを紹介します。
チョコレートフォンデュです。プチシューとマシュマロを付けて食べられる様になっていました。
アイスコーナーです。左かた抹茶シューにバニラアイス、ストロベリーシューと3種ありました。
この洞爺サンパレスの夕食を紹介して行く中で最大のセールスポイントと言っても過言ではないのが、このデザートです。この綺麗に並べられたケーキ類を見てください、何処かのお洒落なケーキ屋さんで売っていてもおかしくない様なデザートです。
ココナッツ風味のコーヒーゼリーにフランボワジー。抹茶のババロアになめらかプリンです。この洞爺サンパレスのデザートですが、ただ見た目が綺麗なだけではありません、どれを取っても本当に美味しく何処かの有名なパテシィエに作らせたのかなって言う程のレベルの高さなんです。
ガトーフレーズです。何と贅沢に苺の載ったホールケーキまでありました。勿論バイキングだから好きなだけ持って行けます。これも物凄く美味しく正直近所のケーキ屋にあったら買いに行っている程のレベルでした。
洋梨タルトです。味は勿論の事ですが、かならハイセンスなデザートです。間違いなく腕の良いパティシエさんが作った物だと思います。
サバイヨンフルュイ・ルージュです。カットフルーツにカスタードソースの掛かったデザートでした。
ハスカップジュレです。色が綺麗ですよね。ちなみにハスカップは苫小牧の名物でもあります。ヨイトマケと言う苫小牧名物のロールケーキにはハスカップジャムが使われているし、実はとまチョップの小さいッはハスカップの小さいッから取って付けられているんです。
モンブランに巨峰ロールケーキ、そしてわらび餅です。わらび餅にはきな粉と黒蜜が用意されていました。
デザートコーナーの端の方はフルーツもありました。残りのデザートと合わせて紹介して行きます。
小粒大福です。味の種類は無い様でしたが、緑にピンク、黄色と3種類の綺麗な大福でした。
黄桃のシロップ漬けです。・・まぁよーするに缶詰から出しただけのフルーツみたいです。
カットオレンジです。
ライチです。
フルーツカクテルです、
杏仁豆腐です。
沢山のご馳走で、選ぶのが大変でした。それでは頂きます。
チョップ~(^^♪
食後のデザートです。美味しい!此処のデザートはGOODです。プチ熱いです。
美味しいご馳走に大満足でした。特にデザートに関しては同価格帯どころか、此処より宿泊費の高い御宿でさえ圧倒してしまう程のレベルの高さです。カラカミ観光の料理は今一だ・・と言うのは最早遥か昔の話で、今となっては逆に料理が売りの御宿に変貌しました。
それにしても食べ過ぎました。そんな訳なので、僕は食後の運動がてらに1階にある売店を散策して来ます。
洞爺サンパレス リゾート&スパ1 外観・ロビー
洞爺サンパレス リゾート&スパ2 お部屋(和洋モダンルーム)
洞爺サンパレス リゾート&スパ3 温泉(風波)
洞爺サンパレス リゾート&スパ4 温泉(水波)
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洞爺サンパレス リゾート&スパ7 朝食バイキング
洞爺サンパレス リゾート&スパ8 館内施設
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