あわび山荘と云えば、せたな町で養殖された鮑料理が売りの御宿ですが、実は良い天然温泉がある御宿でもあるんです。
しかも内風呂の方は24時間好きな時に入れる様になっております。ちなみにあわび山荘で検索を掛けると、何故か「あわび山荘 混浴」とキーワードが出て来ますけど、あわび山荘は混浴ではありません。
なので、やましい汚れた心を持って温泉に来ても無駄ですよと忠告はさせて頂きます。
温泉棟は1階にあります。まずは大浴場へ歩いて行きます。
到着です。
脱衣場内です。本当にまんま田舎の温泉って感じですよね。
脱場内の端と端に脱衣棚があります。鍵付きの収納BOXになっている所と単なるBOXになっている箇所がありました。
鍵は100円硬貨の不要タイプです。
それにしても老朽化の進んだ収納BOXですね。キーシリンダー自体が故障して鍵を掛けられない場所も幾つかあるし、そもそも鍵紐すらまともに付いていない状態の物が結構ありました。
うーん、ロッカー位更新出来ない物でしょうか?何もゴルフ場に有る様な暗証番号を設定できる電子ロックタイプの物を付けてとは云いませんが、あまりにもボロ過ぎて今後も営業やって行く気があるのかな?って思ってしまいます。
洗面台です。デザインに真新しさはないが清潔感があります。
蛇口はお湯と水が独立した昔タイプです。
ドライヤーは無料です。
タニタの体重計が置いてました。ガムテープで補強されてて何かみすぼらしいですね。
これは又、THE昭和って感じの扇風機です。
昔の扇風機って今の物と違って安全性が弱いんですよね。これなんか見た通りで回転翼の中に簡単に指が入ってしまいます。
まぁ流石に大人で此処に指を入れてケガをするイタイ人は居ないと思いますけど、小さなお子様だと好奇心で指を入れてしまう可能性があります。あわび山荘の温泉に入りに来た際にはお子様から目を離さぬようにご注意願います。
これは先ほどの暖簾を潜って脱衣場に入る手前の壁に掲示されている物です。
泉質表やあわび山荘の温泉に関する内容が掲示されてました。
温泉は源泉掛け流しですが衛生管理の為に塩素系薬剤による消毒が施されている様です。
■泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
■効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺 など
カミソリは有料です。うーん、日帰り客に対して販売するだけなら特に問題はないんですけど、宿泊客のアメニティにもカミソリはないから持参していないと此処で買う必要があるんですよね。
ちょっとアメニティに関しては、けち臭い所があるなって思いました。
チョップ~♪
それでは温泉大浴場にレッツバスロマン♪
あわび山荘の大浴場内です。大きな内風呂には赤褐色の天然温泉が掛け流しで溢れていました。感じが良いですね。
サウナの入り口ドアの脇に掛け湯があります。まずは掛け湯で身体を洗いたいと思います。
岩造りが特徴の内風呂です。大きな窓で日差しが入って心地よさげですね。
赤い沈殿物は湯の華ですね。これは又、独特な源泉です。お湯自体はボディローションみたいにヌルっとするなどの特徴はありませんが、良く温まる泉質です。
そー云えば以前、旅行先で入った別府温泉でもこれと良く似た泉質の温泉がありました。別府の温泉もかなり良かったんですけど、此処のも同じくらい良いと思います。
それでは続いてサウナに入りたいと思います。
田舎の温泉だから地味な内風呂だけかなと思う人も居るかもしれませんが、実はあわび山荘の温泉はかなり充実しております。サウナもあるし露天風呂だってあるんです。
しかも此処のは個人的には好きなドライサウナでした。それでは中に入ってみたいと思います。
中は狭くて大人なら4人くらいしか入れない広さです。今時のサウナみたいに液晶テレビなんかはない昔ながらの造りでした。
でも、心地良い熱さで良い汗をかくことが出来ます。やっぱりどーせ泊るならサウナのある所ってポイントが高いですよね。
■サウナ利用時間 14:00~22:00
それでは露天風呂に行く前に洗い場の方を紹介します。
風呂桶と椅子です。風呂桶はケロリンでした。何故か田舎の温泉宿ではこれを置いてる率が高い気がします。
シャンプーとボディソープはPHOENIXの業務用タイプです。
はい、完全な安物でした。
シャワーとカランは温度調整機能付きのタイプです。お湯の出が悪いなどの不具合はなく快適な設備でした。
此処の温泉の面白い所なんですけど、露天風呂への入り口は内風呂の奥にありました。
チョップ~♪
旅行代理店サイトとかでは良く掲載されているあわび山荘の露天風呂です。ネットで見た時は良さげに見えたので実際に入るのが凄く楽しみです。
おぉ!露天風呂発見です。
これは又、良い感じの露天風呂ですね。
小さめではあるけれど開放的で景観も良い岩風呂です。
露天風呂は一部屋根付きになっているので雨の日でも入浴が出来ます。この辺の造りも良いですね。
何せ今回僕が泊った日は天気もコロコロ変わるから行き成り大雨が降って来たりもしたんです。それでも屋根のお陰で大して気にする事もなく入浴が出来ました。
方流口と蛇口を見つけました。
温度調整が出来る所はgoodです。誰も居ない時間帯だったので、水を入れてぬるめの湯にして長風呂を楽しむ事が出来ました。
露天風呂から見える景観です。爽やかな林が広がってますが実は渓流もある様です。
露天風呂前の草地です。貝取潤川(かいとりまがわ)が流れていました。
まぁ露天風呂から川まで少し距離もあるし、露天風呂も岩風呂造りになっているので湯に浸かりながら渓流を眺められる事は出来ないんですけどね。
それにしても貝取潤って珍しい名前ですよね。まぁ鮑の養殖も盛んだし、この辺一帯が貝のお陰で大分経済が潤っていたから付けられたのだろうと思います。
良い露天風呂です。温度調整も出来るしgoodですね。24時間入れないのが残念なくらいです。
■露天風呂入浴時間 06:30~20:00
入浴後は無料休憩所で一休みです。まぁお茶とか水のサービスなんかは全くありませんが、テレビに自販、有料のマッサージ器は置いてあります。
露天風呂とサウナは時間制限がありますが内風呂に関しては24時間(清掃時間を除く)入れるのは良いですよね。
た・だ・し!!
夜になると温泉棟への通路も消灯されてかなり不気味な雰囲気を醸し出していました。
古い建物だし、本当に何か出て来そうな感じもするので、夜間の入浴は自己責任にてお願い致します。
ちなみにあわび山荘の温泉は日帰り入浴も出来ます。恐らく地元の方々だと思いますが、日中僕が入浴していた時でも1人~2人くらいの日帰り客が入れ替わりで訪れていました。まぁ札幌市近郊の温泉とは異なり混雑とは無縁でゆったりと入れる温泉です。静かに旅行を楽しみたい方には正に打って付の御宿と云えそうです。
■日帰り入浴料金 大人(中学生以上)400円、中人(6歳~12歳未満)140円
小人(3歳~6歳未満)70円、幼児(3歳未満)無料
■営業時間 5月~8月:9:00~21:00/9月~4月:9:00~20:00
あわび山荘1外観&ロビー
あわび山荘2部屋
あわび山荘3温泉
あわび山荘4夕食
あわび山荘5朝食
あわび山荘6館内施設
とまチョップが1番お勧めする旅行代理店サイトはるるぶトラベルです。大手JTBが運営しているだけの事が有り、経験上ですが此処を通して宿泊すると優遇される事が多かったですね。又、特別クーポンやタイムセールなど魅力的なプランも度々開催しているのでコマメなチェックをお勧めします(^^♪