滝本インの1階にある温泉に来ました。実は滝本インには、知る人ぞ知るとても貴重な温泉があると云う情報を事前に入手していました。しかも、この滝本インの温泉は第一滝本館と違い日帰り客の受け入れはしていないので、宿泊客でないと入る事が出来ない大変貴重な温泉です。これは期待が持てますね。早速入ってみたいと思います。
滝本インの温泉浴場は男湯と女湯がそれぞれ離れにあります。又、此方も第一滝本館と同様で男女の浴槽入れ替えはしていない様です。
それでは早速中に入ってみたいと思います。
はい、滝本イン温泉浴場の脱衣場内を撮影した物です。ご覧の通りで、規模は小さいですよね。第一滝本館に比べると随分こじんまりとしています。
此方はドアから入って直ぐの所にある洗面所です。鏡は取り替えたのか、結構綺麗で大きな1枚鏡が洗面台の前に設置されていました。
洗面台です。流石に蛇口の錆具合等は設備の老朽化を感じますが、蛇口自体は温水と冷水が切り替えられるタイプになっていました。
しかし、流石は第一滝本館の系列です。アメニティは物凄く充実していました。歯ブラシにPOLA製のアフターシェーブローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、カミソリに綿棒にブラシと揃えられています。又、良く見ると第一滝本館の大浴場の方には無かったシェービングフォームも置いてありました。この辺はGOODですね。
脱衣場のスペースです。プラ製のベンチに随分旧型のエアコンと扇風機が設置されています。
衣服を収納出来る脱衣棚と貴重品収納用のロッカーが設置されていました。貴重品ロッカーは100円硬貨の不要タイプで、9人まで使用出来る様になっていました。そう言えば滝本インの前にある専用駐車場も9でしたよね?何か9と云う数字に意味があるのかな?っとどうでも良い事ですが疑問に思っちゃいました。
此方は先ほどの脱衣棚の真向かい側です。浴場への入り口ですね。
随分旧型の体重計がありました。この辺りも人によっては、何処か懐かしさを感じさせてくれるのかもしれませんね。まぁ流石に僕には古すぎて、あんまり感動する物はありませんでしたけど・・
滝本インの温泉泉質表です。硫酸塩泉と書かれていました。源泉温度が58.6℃と高い為、加水されてはいますが循環・消毒一切無しの掛け流しの温泉です。
■泉質:酸性ー含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩ー塩化物温泉
(硫化水素型)(酸性低張性高温泉)
■効能:神経痛、筋肉痛、関節通、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え性、慢性消化器病、疾病、疲労回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、やけど、切り傷、慢性婦人病、動脈硬化症、糖尿病、高血圧症
チョップ~(^^♪
登別温泉へレッツバスロマン♪
これが滝本インの温泉浴場です。見ての通りですが内風呂が1つあるのみの地味な温泉で、露天風呂やサウナ等はありませんでした。
ただ、この温泉が物凄く良くてびっくりです。登別温泉独特の硫黄泉で少し緑色にも見えるとても綺麗な温泉なんです。先程の泉質表を見る限りでは1号乙泉と書いてあったので、登別万世閣にある温泉と同じである様です。
第一滝本館の大浴場は確かに素晴らしい温泉ですけど、此方はこじんまりとしている分だけ浴槽に注がれる温泉自体も源泉の濃度が濃いめなのか、むしろ泉質だけなら此方の方が気に入った程です。浴槽の温度は高めですが、それでも長湯したくなるほどの良質な温泉でした。
この滝本インの温泉ですが、実は第一滝本館に宿泊した場合でも入浴出来る様になっています。あまり滝本館の方からやって来る人は居ないそうですが、個人的には物凄く勿体ない気がします。
何せ入浴してみて感じたのは、本当に通な人に好まれそうな温泉と云う印象でした。もし登別温泉へのご旅行で第一滝本館に宿泊された方は、是非此方の素晴らしい泉質の湯にも浸かる事をお勧めします。
浴槽の温度は43℃と少々高めに設定されていますが、熱いのが苦手な方は水を注いで温度を調節する事も出来る様になっています。他のお客さんが居たら中々温度調整を勝手にするのは気が引けるかもしれませんけど、まずその辺は心配要らないと思います。
何せ滝本インの浴場なんですけど、ほとんどの宿泊客は第一滝本館の方に行ってしまう為なのか、実はあんまり入浴に来る人は居ないようでした。実際僕も宿泊時には2回ほど此方の温泉浴場に行ったんですけど、入浴時は完全に貸し切り状態でした。
少し酸味があって、硫黄の香が如何にも温泉と云う感じの強烈なお湯です。一見ただのビジネスホテルにしか見えなかった御宿ですが、実はこんなに素晴らしい温泉を持っている良宿でした。流石は北海道1の温泉街登別にある御宿です。
最後に洗い場の方を紹介します。洗い場は全部で4カ所だけあります。
蛇口はお湯と水がそれぞれ独立している旧型のタイプでした。ただ、このシャワー温度調整に結構手間が掛かりました。何せお湯側の方なんですけど、蛇口をひねると始めは温めのお湯しか出ないんですけど時間が立つとかなりの熱湯になるんですよね。なので、ちょうど良い温度になったなぁ♪なーんて、気を抜いて頭なんて洗おう物ならとんでもない目にあってしまいます。
又、前頁のお部屋紹介でも触れていましたが残念ながら此処の御宿では夜の10:00~06:00までの間はボイラーが止まってしまうので、浴場のお湯も使用不可になっていまいます。温泉自体は24時間入浴可能にはなっているんですけど、流石に寒い時期お湯が使えない状態では夜中に入浴とは行かないですよね。まぁこれは致し方ないので、割り切るしかないとは思います。それに滝本イン宿泊時の特典として、24時間自由に入れる第一滝本館の方はそんな事もなくお湯もじゃんじゃん使えるので、この辺は付加価値でカバーされているとは思います。
アズマ商事の馬油シャンプーシリーズに炭の洗顔クリームが置いてありました。いやぁこの辺は流石です。このシャンプーなんて1ボトル4千円はしますからね。こんな高級品まで置いている所は、第一滝本館の姉妹館だからこそなのかもしれませんね。
みつばちハニーのシャンプーシリーズです。これも第一滝本館の大浴場にある物と全く一緒ですよね。GOODです。
シェービングフォームとかかとキレイです。それにしても些細な話ですけど、何故か滝本インの浴場にだけシェービングフォームが置いてあるのが気になりますね。多分ですけど、これってお客様用と云うよりは従業員さんが使うために置いているんじゃないかな?って思いました。
滝本イン熱めの源泉掛け流しの湯は最高でした。地味な浴場ではありましたが泉質は最高で、これ程良い温泉には中々出会えないと思います。なので、ついつい長湯してしまい久々にゆでチョップになってしまいました。火照った体を扇風機で冷まして少し休憩しときます。うぅ~熱い・・
滝本イン1外観&施設案内
滝本イン2お部屋
滝本イン3温泉
滝本イン4夕食バイキング
滝本イン5朝食バイキング
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