乃の風リゾートスパリゾート館の温泉大浴場に来ました。此処の温泉はスパリゾート館の最上階にあります。洞爺湖の湖畔側にそびえ立つ大型旅館の最上階にある温泉と云うだけでも、かなり素晴らしい景観が期待できそうですね。
ちなみに乃の風リゾートですが、日帰り客の受け入れはやっていませんので此処には宿泊しないと入浴する事が出来ません、宿泊者側からすれば日帰り客が来ないのは嬉しい物です。何せ混むことはないし、それだけ特別な宿に泊まりに来たって云うちょっとした優越感にも浸れますからね。
それでは早速中に入ってみたいと思います。
脱衣場への入り口です。此処でスリッパを脱いで入る様になっていました。
スリッパを収納する棚です。
此方は貴重品ロッカーです。100円硬貨などは不要のタイプなので小銭を持って行かなくても利用する事が可能です。
脱衣場内を撮影した物です。これだけの大型旅館なのですけど脱衣場内は思っていたよりは小規模な作りになっていました。
でも、内装デザインはシックな感じで落ち着きがありますね。豪華そうなインテリアなどはありませんが、シンプル ザ ベストって云う言葉がピッタリと当て嵌まります。
脱衣棚には衣服を収納するカゴが設置されています。全て棚の色に合わせて落ち着いた色で統一されているのがGOODです。
壁側の方には鍵付き収納BOXもありました。
個人的には鍵付き収納BOXの方が単なる脱衣カゴだけの場所よりも好感が持てます。衣類を間違えられる事もないし、スマホとかも纏めて収納出来るのが良いですよね。
赤ちゃん用のベビーベッドはパウダーコーナーの中央にありました。使用済みのオムツを処分出来る様に専用のダストBOXも用意されています。
パウダーコーナーの化粧台です。シンプルな白色のデザインですが、間接照明が綺麗ですね。かなりのハイセンスです。
此方は洗面台付きのコーナーです。巨大な鏡と間接照明が印象的なデザインです。
洗面台は珍しいデザインですね。スクエアーで溶け込むような設計です。これは使いやすいですね。とてもGOODなデザインです。
蛇口も温度調整が切り替え式で出来る新型タイプで、とても使いやすくなっていました。
アメニティです。資生堂のシェーブクレンジングにポーラのESTHE ROYER(エステロワイエ)クレンジングウォッシュ、GASHI(ガチ)のスキンケアシリーズがありました。
カミソリと黒い綿棒です。個人的には歯ブラシも置いてくれたらGOODだったんですけどね。残念ながら歯ブラシはありませんでした。
どういう理屈なのかはわかりませんけどLEDライトで消毒しているブラシも用意されていました。
大浴場入り口の手前には水飲み場がありました。どこぞのスポーツジムにでもありそうなタイプで足でペダルを踏むと飲み水が出て来るタイプです。
紙コップなどは用意されておらず、直接飲むようになっていました。ちなみに飲料水は普通の水道水でミネラルウォーターとかではないみたいです。
水の飲み場の後ろにはトイレがあります。洋式タイプが1つだけありました。こうして見ると御宿の規模の割には、こじんまりとした設計ですよね。
泉質表です。はっきりとは書いていませんでしたけど、調べてみるとどうやら此処の温泉は源泉掛け流しではなくて、加水と循環をしており塩素系薬剤による消毒も施されていました。
温泉通の方には少々残念な事実かもしれませんが、これだけの大型旅館でしかも最上階での温泉となると致し方ないとは思います。
■泉質ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(中性低張性高温泉)
■効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこばわり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復・疲労回復・きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症等
乃の風リゾート温泉大浴場のレイアウト図です。大浴場には展望大浴場EZOFUJI大風呂と云う名前が付けられていました。内風呂3つに水風呂1つ、ドライサウナとミストサウナがある様です。
又、階段を上がってさらに屋上の方にはパノラマ露天TENQOO岩風呂なる物もある様です。これは楽しみですね。
チョップ~(^^♪
それでは洞爺湖温泉No1の人気を誇る温泉大浴場へレッツバスロマン♪
これが乃の風リゾートの温泉「展望大浴場EZOFUJI大風呂」です。浴槽は全て御影石で作られたフラットなデザインで、シティスパの様な印象です。
まずは掛け湯で体を洗います。それにしても野口観光の温泉デザイナーさんは余程御影石が好きなんですね。何処の御宿に行っても直ぐにやっぱり野口観光だな~って分かる統一感のあるデザインです。
まずは端にある綺麗なグリーンの浴槽を紹介します。此方は香り湯です。かなり良い入浴剤を使っているみたいで、浴槽に近付いただけでも甘くて爽やかな香りがしました。
これは良い香りですね。以前宿泊した緑の風リゾートの方にあった各香り湯も良い香りでしたが、此処のはあちらの香り湯のどれとも被らない香でした。
又、展望大浴場EZOFUJI大風呂と名乗るだけの事はあります。大きな窓からは洞爺湖が一望出来る様になっており、奥には正に蝦夷富士と云われる羊蹄山を眺める事が出来ました。
これは素晴らしい景観ですね。GOODです。プチ熱いです。
ちなみにグリーンの浴槽の香りは青りんごです。本日の健康薬用ぶろと書いていますので、もしかしたら時期によっては香りを変えるのかもしれませんね。
浴槽には本物のリンゴも浮かべられていました。これはGOODな演出ですね。
続いて薬湯を紹介します。
これは又、独特な薬草の香りがする浴槽です。先程の入浴剤が入っていた香り湯程ではありませんが、確かに何か入っているのが分かる浴槽でした。
浴槽の中に入れられている薬草を詰めた袋です。何だか昔の健康ランドみたいですね。
こちらの茶褐色の浴槽は洞爺湖温泉の大風呂になります。源泉掛け流しではありませんが、これは泉質の良さそうな温泉です。
温まります。洞爺湖温泉も良いですね。
羊蹄山を眺めながら入る温泉は最高ですね。
チョップ~(^^♪
本当に景観は100点満点です。
この温泉大浴槽ですが一番端の方は寝湯になっています。
リラックス出来ます。・・・zzz
ちなみに夜になるとこんな感じです。良い温泉ですが暗くなると残念ながら洞爺湖も羊蹄山も眺める事が出来ません、なので宿泊の際には少なくとも1回くらいは明るい時間帯での入浴を強くお勧め致します。
それでは続いてサウナに入りたいと思います。
ドアを開けると更に2つのドアがありました。どうやら左の方はミストサウナで右にあるのがドライサウナの様です。
それでは、まずはドライサウナに入ってみたいと思います。
乃の風ドライサウナです。規模は大きめで大人でも18人くらいは入れます。清潔感もありGOODなサウナです。
サウナの中にはテレビも設置されていました。チャンネルは固定されている様なので番組の変更は出来ないみたいですが、最近の温泉ではこれが標準装備になっていますよね。
あっ!本当っに偶然ですが苫小牧市出身の三部けい先生が書いている人気漫画「僕だけがいない街」のアニメがやってました。いやぁ凄い偶然ですね~(^^♪
この漫画は苫小牧市をモデルに書いた漫画なので結構地元民には分かる場所とかもあるんですよね。小学校なんかもろ美園小だし
続いてミストサウナに入りたいと思います。
ミストサウナの中です。何時もなら蒸気が凄くてまともに撮影出来ないんですけど、此処のは意外と楽に撮影出来ました。
と云うのも少々変わったミストサウナなんですよね。
蒸気ではなくて、天井にあるスプリンクラー設備みたいな物から温かい粒子の細かいシャワーが出て来るんです。これは珍しいタイプのミストサウナです。
ふぅ~(^^♪
快適なサウナでした。火照った体を水風呂で冷やします。折角なのでトリップするまで水風呂に浸かっていたいと思います。
洗い場です。かなりの数があるので、混雑していてもまず空くのを待つ必要はなさそうです。
椅子タイプの洗い場です。足の悪い方にも利用しやすい様に設置しているんですね。配慮のある設計はGOODです。
此方は普通の洗い場です。個別に仕切りがあるのが良いですね。混雑しているとシャワーを使う時に気を使ってしまいますから、こう云う仕切りがある方が落ち着きます。
シャワーは温度調整が可能なタイプでレバーを入れると出る様になっています。また蛇口の方はボタン式で押すと一定量のお湯が出る様になっていました。
シャンプー類です。POLA製の物でボディソープ、コンディショナー、シャンプーとありました。業務用の物みたいですが、凄く質の良い物でもないですね。
普通の安宿なら問題視しませんが、準高級旅館と謳うのならばオリジナル商品を置くとか他にメーカー品のシャンプー&トリートメント各種を自由に使えるコーナーを設けるなどのサービスもあればプチ熱かったのになぁと思いました。
POLA製ESTHE ROYER(エステロワイエ)のクレンジングウォッシュです。シェービングフォーム兼用で置いてある様です。
ごしごし(^^♪
それではお待ちかねの露天風呂へ行ってみたいと思います。どんな温泉なのか楽しみですね。
ちなみに乃の風リゾートの大浴場には緑の風みたいにエレベータはありませんでした。なので、屋上に行くにはこの階段を上るしかないみたいです。
此方が、乃の風リゾートが手掛けるパノラマ露天TENQOO岩風呂です。
スパリゾート館の屋上にある開放的な露天風呂からは、洞爺湖の全てを一望できる様になっています。
素晴らしいのは此の設計ですね。バリ島の高級リゾートホテルにあるプールの様なデザインで、浴槽の温泉と湖が一体化している様に見えます。これ程景観を重視して設計された温泉って中々ないですよね。本当にGOODです。プチ熱いです。
ちなみに余談ですが、僕は以前にも洞爺サンパレスの温泉を紹介した際に、此処の温泉はバリ島にある高級リゾートホテルのプールみたいだと書いてましたけど、実はバリ島どころか海外って行った事ないんですよね。何年か前にとある女性のブログで乃の風リゾートに宿泊した際の記事を書いている面白い物があったんですけど、その人の記事で此処の温泉はバリ島のホテルにあるプールみたいって書いてあったんですよ。何か印象的な記事だったので、自分で何時か乃の風を紹介する時にはパクって表現してみよう♪って思ってたんですよね。
えっ?決して見栄を張っていた訳ではないんですよ!いや本当ですって(^^♪
露天風呂のレイアウト図です。
ちなみにこう云う温泉って間違って奥まで行ったら転落してしまうんじゃないか?って心配になるかもしれませんけど、安心してくださいね。湖と一体化して見える設計になっているだけで、浴槽の奥にはちゃんと保護柵もあります。
温泉は褐色で浴槽内は見えない様になっていますが、端の方は浅く中央の位置になると深めの作りになっていました。なので小さなお子様と一緒でも端の方であれば安心して入浴出来る様になっています。
心地よい風に晒されて眺める洞爺湖も良いですね。
乃の風リゾートの温泉紹介でした。景観は文句の付けどころがない素晴らしい大浴場です。
乃の風リゾート1外観&ロビー
乃の風リゾート2部屋
乃の風リゾート3温泉A
乃の風リゾート4温泉B
乃の風リゾート5ザ銭湯昭和の湯
乃の風リゾート6岩盤浴
乃の風リゾート7夕食ビュッフェ
乃の風リゾート8朝食バイキング
乃の風リゾート9館内施設
乃の風リゾート特別室(番外編)
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