ホテルまほろばの地下1Fにある温泉大浴場にやって来ました。まほろばは流石は大型旅館なだけあって登別の中でもかなり規模の大きい温泉があります。
9つあると云われている登別の泉質の内「硫黄泉・単純硫黄泉・酸性鉄泉・食塩泉」の 4種類に湯めぐりできる様になっています。
ちなみに温泉大浴場は2つあり男女入れ替えでどちらも入浴可能になっているのですが、14:00~03:00までの間は男性が地下1Fで女性は地下2Fの方と決まっています。ちなみに03:00~04:00までの間は清掃の為、入浴は出来なくなるのですが04:00からは入れ替えで別の方の温泉大浴場に入る事が出来る様になっています。
脱衣場の入り口ではスリッパを収納する靴棚と貴重品用ロッカーがあります。ロッカーの方は見ての通りで精々財布や鍵くらいしか収納出来ない様な小さいタイプですが利用時に100円硬貨は必要ありませんでした。
残念ながら此処の脱衣場内には他にロッカーはないので入浴時には鞄とかは持って行かない方が無難です。
脱衣場内全体を撮影した物です。流石に沢山の脱衣かごを設置した棚が並んでいました。多すぎて何処に自分の着替えを置いたのか忘れてしまうと結構面倒な事になりそうですね。
各脱衣かごにはナンバーが記されているので番号を覚えておければ問題ないとは思いますが自信のない人は自分の下着を上に置いておくなど見たらすぐに判別が付くように工夫して置いた方が無難だと思います。
脱衣かごです。ホテルまほろばですが鍵付きの収納BOXと云う物はなくて衣服は全て此のタイプの脱衣かごに収納するしかありませんでした。
個人的には収納BOXがある方が安心なのですけれども、此処は致し方ない所です。
脱衣場内には休憩スペースもあります。但し、今の時代に沿って禁煙となっております。
ベビーベッドです。赤ちゃんのオムツ取り替えも此処で出来る様になっています。これならば育メンのお父さんも安心ですね。
地下1Fの温泉大浴場のレイアウト図です。やはり中々の広さですね。
ただ少々残念なのは浴槽全てが温泉と云う訳ではありませんでした。ジャグジーとか檜風呂なんかは普通のお湯なんですよね。
脱衣場内にはトイレがあります。そして壁には4種類の泉質表が掲示されていました。
■泉質名 硫黄泉
効能 慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病など
■泉質名 食塩泉
効能 神経症、筋肉痛、打ち身、婦人病など
■泉質名 単純硫黄泉
効能 神経痛、関節痛、慢性婦人病、貧血など
■泉質名 酸性鉄泉
効能 慢性皮膚病、リュウマチ、神経痛、慢性消化器病など
さて、事実なので敢えて述べておきます。実はホテルまほろばの温泉は源泉掛け流しではなくて全ての浴槽が循環ろ過されており消毒処理も施されています。
うーん、街中にある冷鉱泉ならば循環ろ過も仕方ないかなとは思うのですけれども温泉聖地である登別の高温原泉なのに掛け流しで提供出来ないのは残念ポイントかもしれませんね。きっと泉質に拘りのあるお客様にはやや不満が出る所だなと思います。
でもでも、僕はホテルまほろばの温泉大浴場は広くて凄く気に入っています。
僕は正直な所を書くと、こんなサイト作ってますが温泉ソムリエでもないし、そもそも其処まで泉質に拘りはないんです。勿論、温泉は好きですが、それよりも御宿に宿泊するワクワク感や雰囲気が好きなのであって泊まる御宿の基準も泉質を重視する事はありませんでした。
なので、物凄い大規模な温泉アミューズメント施設として考えればホテルまほろばは最高の御宿だなと僕は思っています。
トイレは少々古臭いレバー式の洋式シャワー付きタイプでした。
これだけの規模の大型旅館ですが1箇所しかトイレはないのは少々残念ですね。
洗面台です。まぁデザインも普通ですね。
それでは脱衣場内の施設を更に紹介して行きたいと思います。
体重計に足ツボマッサージの板が置いてありました。きっとこれを踏むことでツボがマッサージされて血流とか良くなるんだと思います!
まぁ・・誰が踏んだか分からない物だし僕は超絶神経質野郎なので使いませんでしたけど・・
脱衣場内には先ほど冒頭で掲載していた休憩スペース以外にも椅子が置いてあります。
白いカバーが特徴の椅子ですね。何処かの家具メーカーに作らせた特注品なのでしょうか?
おやおや♪何か面白そうな物が掲示されております。
倭(やまと)は国のまほろば たたなづく 青垣(あおがき)
山隠(やまご)もれる 倭(やまと)しうるはし
日本武尊(ヤマトタケル)が詠んだとされる古歌です。まぁ日本武尊って実際は架空の人物だから何かの物語で出て来た古歌なんですけどね。
登別温泉お散歩マップです。そー云えば登別万世閣にも似たようなのありました。登別観光協会で御宿毎に制作されている物なのかもしれませんね。
これを参考に登別周辺にある観光スポット巡りをするのも楽しんじゃないかなって思います。
パウダーコーナーです。
洗面台です。デザインはまぁ無難な落ち着いた物ですね。
ヘアーブラシです。1個ずつパッケージングされてるのは衛生的でgoodです。
温泉水で作られたオールインワンジェル美水泉です。試供品として置いてありました。
洗い流すタイプではなくドライヤーを掛ける前に付けるタイプのヘアートリートメントにアズマ商事製の化粧水と乳液です。更に馬油クリームに美白潤!
流石は大型旅館ですね。パウダーコーナーには様々なアメニティが充実しています。
勿論、綿棒もありました。
かかとつるつるクリームにティッシュです。
それにしても随分とティッシュペーパーがありますね。そんなに1日で使われる物なんでしょうか?
飲み水用のサーバーです。ボタンを押すと簡単に取り出せる紙コップはgoodですね。
ただ少々残念な所なのですが此処の脱衣場内で飲める物は此のお水しかありませんでした。自販機も中には設置されていないのでジュースも飲めない様になっています。
さてさてさーて、それではいよいよお待ちかねの温泉大浴場へ行きたいと思います。
これは又、フラットな感じの大浴場ですね。御影石で囲われた浴槽が特徴で図面通りかなり規模の大きい温泉です。
登別熊のマスコットが温泉マナーについて語っております。
皆様マナーを守って温泉に入ってくださいませ
天井を撮影した物です。よく見ると紅葉や銀杏の模様が描かれていました。これはこれで風情があって良いですね。
掛け湯です。先程の温泉マナーについて熱く語っていた熊さんが此処は掛け湯専用だから入浴しちゃダメ!と注意をしています。
はぁ~(溜息)それでも分からずに入ってしまうの居るんですよね。まだ子どもならば、まぁ仕方無いかなって思うんですけど、中には良い年してるオッサンでも入浴してしまうのが居てチョップしてやりたくなる事があります。
洗い場です。大型旅館なだけあって此処以外にも結構な数の洗い場があるのでまず混雑時でも体を洗う為に待たされる心配はなさそうです。
カランもシャワーも温度調節が可能です。ホテルまほろばですが洗い場には仕切りはありませんでした。
桶は檜風の樹脂製品でした。まぁ流石にこれだけの大型旅館ですから木製の桶では手入れが大変過ぎて追いつかないのだと思います。
でも温泉旅館のイメージを損なわない様に敢えて檜風の物を扱っているのは好感が持てますね。
何と!ホテルまほりばの温泉に設置されているシャンプー類は全てアズマ商事製の馬油シャンプー類でした。
最早これは高級シャンプーと云っても過言ではないお値段の物ですからね。流石はトーホウリゾートです。
かかとキレイに炭洗顔、コラーゲンのピーリングジェルに火山灰せっけんです。
洗い場に常備されている物も充実していますね。goodです。
それでは各種浴槽に浸かりながら回って行きたいと思います。
内風呂の中で一番大きな此方の浴槽は酸性鉄泉です。やっぱり大浴槽って良いですよね。
ホテルまほろばの温泉は全て循環ろ過となってますけれども、酸性鉄泉独特の良い香りはするし肌触りも良くて温泉を思う存分堪能出来る浴槽です。
それにしても良い感じです。実は僕、登別の中では酸性鉄泉が一番好きなので此処の浴槽はとても気に入りました。
2つ並んでいる大浴場は手前が先ほどと同じ酸性鉄泉で奥が食塩泉です。
温まりますね。ちなみに此方の酸性鉄泉と先ほどの大浴槽は温度の違いがあるみたいです。
此方は食塩泉です。内風呂の中では2番目に大きい浴槽です。此方の地下1F大浴場内では地味に食塩泉に入れる浴槽は此処だけでした。
温泉って良いですね。
せちがらい世の中ですからすっかり心もカサカサに!
さぁ♪汗でも流してのんびりと(^^♪
低温風呂です。まぁ低温とは書いてますが限りなく水風呂に近い低温風呂でした。
これがすっごく良いのです。何せこれだけの大浴場内を湯巡りするのですから当然体も温まり過ぎて長湯は出来ないんですよね。
でも此の低温風呂は冷たすぎず良い感じにぬるいのでインターバルとして浸かるととても心地良いのです。
此処は他の御宿も是非、見倣って欲しいですね。こんな良い低温風呂があるホテルまほろばはプチ熱いです。
サウナだってあります。流石はトーホウリゾートの大型旅館ですよね。
昔ながらのドライサウナです。テレビなんかもないシンプルな高温サウナですけれども凄く好きなのでサウナがあるとやっぱり嬉しい物です。
そー云えば巷では有名なサウナ王なる人も居るらしいですね。主にサウナと水風呂の良さを広める為に奮闘している方の様ですが一度会ってみたい物です。
ちなみに此処のサウナですが残念ながら利用可能時間は15:00から22:00までとなっております。
サウナで限界まで汗を流した後は水風呂で小休止です。この瞬間が心地よいんですよね。サウナと水風呂のコラボは最高なのです。
ジャグジーです。まぁこれは沸かし湯ですが泡風呂があるのは良いですね。
バブリングマッサージが体中のツボを刺激してくれます。
この瓦屋根付きの風情ある浴槽は檜風呂です。
他の浴槽に比べるとやや熱めとなっております。
風情はあるんですけどね。少々残念なのは此の檜風呂も沸かし湯である事です。うーん、何で食塩泉とかにしなかったんでしょうね。
そんな檜湯の真向かいには寝湯と硫黄泉の浴槽があります。
寝湯は沸かし湯ですが奥の方にある濁り湯は勿論温泉です。
チョップ~♪
それではホテルまほろばの露天風呂に行ってみたいと思います。日本最大級の露天風呂ってどんな感じなのでしょうか?
ジャンジャーン♪
これが日本最大級の・・
ってそれ程でもないですよね。
はい、実はホテルまほろばが誇る日本最大級の露天風呂は地下1Fではなくて地下2Fの方にあるのでした。
見られなくてがっかりしちゃいましたか?安心してください、ちゃんと次のページで地下2Fの温泉大浴場を紹介します。
チョップ~♪
まずは何故か設置されている滑り台でファミリー風呂に滑って入りたいと思います。
滑り台搭載のファミリー風呂です。浅めの造りなので小さなお子様とも安心しては入れますね。ただ、此方も単なる沸かし湯となっております。
地味に周囲にある間接照明は和ティストで良い感じです。
はい此方の大きな浴槽は硫黄泉です。地下1Fの温泉大浴場は露天側も仕切りがあり開放感はあんまりありませんけど、大きい濁り湯の浴槽に浸かれるのは良い物ですね。
登別と云えば硫黄泉ですよね。
此方は単純硫黄泉の浴槽です。ちなみに硫黄泉と単純硫黄泉の違いですが単純硫黄泉の方は鉄分が多く含まれており貧血や婦人病にも良いと云われているんですよ
露天風呂の方は何故か泉質の表記が石に彫られていました。
泉質は書いてありませんでしたけど濁り湯なので硫黄泉みたいです。ぬるめの浴槽で長湯が出来そうです。
それにしても温泉レイアウト図ではバイブラ湯と表記されていたのに泡は出てませんでした。表記間違いなんでしょうか?
さてさて地下1Fの大浴場紹介もラストです。最後に紹介するのは此方の打たせ湯です。
まぁラストを飾るには少々しょぼい感じもしますけど様々なタイプの浴槽があるホテルまほろばの凄さは伝わったんじゃないかなって思います。
但し露天風呂は深夜00:00までしか入れず以降はドアが施錠されて入浴出来ない様になっています。なのであんまり遅い時間に行くと折角の露天風呂に入れずがっかりなーんて事にもなるうるのでご注意ください。
以上!ホテルまほろば地下1F大浴場紹介でした。
登別でも大浴場の規模は第一滝本館に負けないくらいの大きな物です。男女入れ替えも有り全然異なるタイプの大浴場が楽しめるのも此処のセールスポイントですね。
ホテルまほろばの様な大型旅館の大浴場は本当にワクワクします。こう云う温泉宿があって本当に北海道は良い所だなって思います。
■ホテルまほろば地下1F温泉利用時間14:00~03:00
※女性の場合は04:00~10:00となっています。
ホテルまほろば1外観&ロビー
ホテルまほろば2お部屋
ホテルまほろば3温泉(地下1F)
ホテルまほろば4温泉(地下2F)
ホテルまほろば5夕食バイキング
ホテルまほろば6朝食バイキング
ホテルまほろば7館内施設紹介
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