雪のぉ~♪小樽よぉ~♪思いはぁ遠くぅ♪あなたと歩いたぁ運河の町よぉ(^^♪
by小金沢昇司「小樽」
はい、昔懐かしの演歌でした。今回僕がやって来たのは、小樽運河前にある人気旅館「運河の宿小樽ふる川」です。そうです。あの定山渓にある「ぬくもりの宿ふる川」の姉妹館です。定山渓ふる川と云えば道内ではとても料理の評判が良くリピーターも多い人気旅館で有名ですが、実は此方の小樽ふる川はそんな定山渓の御宿と同じくらいの評判の良い旅館です。
それだけに凄く期待しています。今から宿泊が楽しみです。
ただ、小樽ふる川のチェックイン時間は15:00からです。まだ時間があるので小樽運河を散歩したいと思います。ちなみに僕は空から飛んで来たので全然関係ありませんが、少し早めに来ても車は御宿の専用駐車場で預かってくれるみたいです。
ところで皆さん、そもそも小樽運河って何か知っていますか?此処は元々は、水揚げした魚を直接倉庫まで持って行ける様に作られた水路だったんです。小樽運河の歴史は古く、大正12年に作られました。きっと当時は漁業も盛んで、物凄い景気が良かったじゃないかな?って思います。でも、戦後になると、港の埠頭も整備され、此処は使われなくなりました。役目を終えた小樽運河は、当時全てを埋め立ててしまおうと云う話もあったのですが、地元民の強い反発があり結果的には半分ほどが残り現在に至っています。又、散策路も整備されて今では北海道を代表する観光地の一つとなっています。
個人的には、此処を残してくれて本当に良かったなぁと思います。何せご覧の通りですが、僕が訪れた日は大勢の観光客で賑わっていました。しかも、此処も海外のお客様が多かったです。こうやって海外から北海道へ観光に来てくれるのは大歓迎です。
小樽運河の風景が展示されていました。藤田勇一さんと云う方の書いた絵画です。何でも、この方は小樽運河を描き続けている画家さんで、小樽市の中にアトリエも持っているそうです。何か良いですね。此処の風景に溶け込んでいる様に思えます。
小樽運河の散策路にはちょっとした出店もありました。観光客向けにネームプレートの販売をしていました。それにしてもこう云うのって、1日何個くらい売れる物なんですかね?
小樽観光名物の人力車です。有料サービスではありますが、小樽運河では威勢の良いお兄さんがお客を載せて小樽の観光ガイドをしています。折角の小樽観光ですから、記念に載ってみては如何でしょうか?
さてさて、チェックイン時間になりましたので小樽ふる川に来ました。先程冒頭でも述べていますが、此処は小樽運河の目の前と云う正に小樽観光地の中心地に建てられた御宿です。御宿自体のチェックアウト時間は12:00なんですけど、此処では車は14:00まで預かってくれるサービスもしてます。なので、宿泊日の翌日観光巡りを楽しむのに最適な御宿になっています。
何せ小樽運河周辺には無料駐車場が無いので、駐車場料金も結構な出費になるんですよね。まぁ市○病院の有料駐車場にこっそり止めて安く済ませると云う方法も無くはないすけど・・あっ!今のは独り言です。僕は何も言っていませんからね!
ちなみに小樽ふる川の少々残念な所なんですけど、そんな駐車場を利用するのに1日500円と料金が掛かります。うーん、宿泊者から駐車場料金を取るってどうなの?っと個人的には思うんですけど、此処の立地条件から考えると致し方ない所もある様です。
ただ、旅行代理店ではなく小樽ふる川の公式HPで予約した場合は駐車場料金が無料になると云うサービスもしているみたいです。なので、じゃらんやるるぶトラベルなどの旅行代理店サイトと比較して、総合的に一番お得で納得の行く宿泊プランを検討する事をお勧めしときます。
木製で温かみのある看板ですよね。瓦風の屋根も雰囲気があってGOODです。
それでは、先に駐車場について紹介します。
はい、此方がふる川の専用駐車場です。建物の左脇が駐車場になっています。
電気自動車用のスタンドが1台設置されていました。最近はこれを設置する所が徐々に増えていますよね。ガソリン代も掛からないし、これって走行距離が1回の充電で600kmくらい普通に走る様になったら、本当に魅力があるんですけどね。まぁ・・今売られている電気自動車のデザインがイマイチ2,3,4って云う別の問題もあるのですけど・・
小樽ふる川の駐車場全体を撮影した物です。決して広くはないですよね。これだと運転に不慣れな人は結構駐車に苦労するかもしれませんね。
ただ、安心してください此処の御宿ではまず来た際に従業員さんが出迎えて案内もしてくれます。勿論駐車場への誘導もしてくれます。又、荷物も降ろして預かってくれる所はやっぱりハイクラスの御宿です。
玄関前のオブジェも凝っています。
巨大な碇ですね。きっと実際に何かの船に使われていた物だと思います。良いですね。港町に馴染んだオブジェだと思います。御宿によっては意味なくローマ時代の女神像とか置いてる変な所もありましたが、やっぱりイメージとかコンセプトって大事だと思うんですよね。何でもかんでも、置けばいいってもんじゃないと思う今日この頃です。
暖簾です。此処は小樽観光地の中心にある御宿ですが、ちゃんと温泉に浸かれる温泉宿なのです。
あっ!定山渓ふる川の玄関にも同じような提灯がありました。
此方は足湯です。何と宿泊客以外の方も無料で利用する事が出来ます。
それでは中に入ってみたいと思います。
入ると行き成り狸の像がお出迎えをしてくれます。狸の像とは又、縁起物ですね。ところで、皆さん何で狸の像って置いているお店が多いか知ってます?それは狸が「(他)の者より(抜き)に出る」と云う語呂合わせがあるからです。他のお店よりも繁盛したいって云う経営者の願望が込められているんですね。
なーんちって(^^♪それは真っ赤な嘘です。本当の意味は八相縁起と言う8つのデザインにあるのです。
笠:思わざるは悪事災難を避けるため、用心常に身をまもる笠
通帳:世渡りは先ず信用が第一ぞ、活動常に四通八達
目:何事にも前後左右に気を配り、正しく見つめることをわすれめ
腹:物事は常に落ちつきさりながら、決断力の大胆をもて
顔:背は広く互いに愛想を良く暮し道を以って務め励まん
金玉袋:金銭の宝は自由自在なる、運用をなせ運用をなせ
徳利(トックリ):恵まれし飲食のみにこと足りて、徳はひそかに我につけん
尾:何事も終わりは大きくしっかりと、身を立てること真の幸福
以上とまチョップのミニミニ情報でした。今度何処かのお店で狸を見つけたら、さも自分の知識の如く得意げに披露しちゃってくださいね。
右の方にはスタンプが置いていました。
「ようこそ懐かしいあの頃へ どうぞ良い一日、良い旅を!」素敵なメッセージがスタンプには書いていました。GOODです。
無料のレンタル傘もありました。
チョップ~(^^♪
それでは更に奥に入りたいと思います。おやおや、何だか楽しそうな物がありますね。
熊の木彫りの看板がありました。そう云えばふる川って実は定山渓・小樽・虎杖浜と3つの御宿があるんですけど、実は看板にはそれぞれ異なる動物のコンセプトがあるそうです。定山渓はうさぎで、虎杖浜は犬、小樽は熊みたいです。ちなみに定山渓には実際にぬくちゃんと云う名前の可愛いうさぎが飼われているし、僕は泊った事はないんですけど、虎杖浜の方では犬を飼っているそうです。と云う事は小樽ふる川では熊が・・
いえ、それはありませんでした。此処の御宿では動物は飼っていないそうです。
此処はふる川の休憩スペースです。何だか風情のある作りですね。
これは又、古めかしいストーブです。
下駄が沢山置いていました。左隣のステンドグラスの照明は小樽ガラスでしょうか?ハイカラと云う表現が似合うオブジェです。
大きなだるまとカラフルな色浴衣がありました。ちなみに女性限定の有料サービスにはなるのですが、此の色浴衣はレンタルサービスもしています。これを着て外出も出来るので折角の小樽ふる川への宿泊ですから、記念に好きなデザインの浴衣で過ごすのも有りではないでしょうか?又、此処では同じく有料サービスにはなるのですが自転車レンタルサービスもあります。自転車散策用の手作り観光マップもくれるそうなので、これを利用して小樽を回るのも楽しそうですよね。
■色浴衣利用料金 大人/500円 子ども/300円
■自転車利用料金 1台/500円
だるま落としにけん玉、輪投げなど和ティストの玩具が飾られていました。
はい、此方は小樽ふる川の帳場を撮影した物です。こうして見ると定山渓ふる川に比べると規模は小さめでした。まぁそれは仕方ないかなとは思います。何せ此の御宿ですが、元々はカナルJBインと云うビジネスホテルだったそうです。先程此処の御宿ではペットは飼われていないと記述しましたが、従業員さんに話を聞くと他のふる川より狭いからと云うのも理由にあるみたいです。まぁ流石に幾ら広くても熊は飼えないとは思いますけどね(^^♪
まずは帳場でチェックイン手続きをします。ふる川の拘りなんですが、敢えて御宿内にあるフロントの事を帳場と表現している所があります。何でかな?っと思っていましたけど、実際に来てみると納得です。確かに帳場と云う言葉の方が似合う風情ある作りです。
良く見ると帳場前の椅子は荷物の入る革製のケースでした。これは又、個性的なデザインです。
此処ではチェックイン時にウエルカムドリンクが出て来ます。ワインかアップルティー、ほうじ茶どれにしますか?っと聞かれました。どうやら3種類から選べる様です。僕はまぁお酒飲めないので、ほうじ茶をチョイスしました。
帳場前のスペースはお土産コーナーになっていました。定山渓ふる川には思ひで屋と云う大きなお土産屋さんがありましたが、此方の方ではこのスペースに幾つかのお土産が売られているだけでした。
まぁお土産コーナーについては最終ページの館内施設で紹介したいと思います。
帳場の前にはちょっとした休憩スペースがありました。この辺は、ふる川って感じですね。定山渓の方にも同じような休憩スペースがありました。
お婆ちゃんの人形が飾られていました。うーん、ちょっと怖いかも・・
エレベータは1箇所だけです。なので、混雑時は少々不便かもしれませんね。ただ、此処の御宿は温泉大浴場が2階にあるので温泉と1階にあるラウンジの行き来くらいなら階段を使った方が気楽だと思います。
チェックインの後ですが、此処の御宿では従業さんが荷物の運搬と部屋までの案内をしてくれます。それにしても、こう云うサービスの無い安宿にしか基本泊らないので、逆に恐縮してしまう小心者の僕でした。
エレベータの前には、かわら板が飾られていました。小樽と云えば海鮮類も人気ですけど、実は喫茶店も有名どころが多いんですよね。手作りの観光MAPにはお勧めの喫茶店が掲載されていました。
小樽ふる川の代表的なお土産「かりんとう饅頭」です。完全予約制で宿泊当日の22時までに頼まないと購入する事が出来ない様になっています。
何で完全予約制なのか?従業員さんに聞いてみました。実はこの饅頭なんですけど、定山渓で売っている饅頭とは異なり、小樽ふる川で作っている訳ではないそうです。花月堂と云う小樽の老舗菓子店で製造されている物との事でした。毎日注文を受けた分だけ早朝に花月堂が製造して持って来る様です。
館内の案内標識です。1階は先ほど紹介した通りで帳場とお土産処がありますが、実は別館の方には光ラウンジと云うリラックスペースがあります。又、温泉大浴場とお食事処は2階で貸切展望温泉(有料サービス)は最上階の8階にあります。
今回宿泊する部屋のある3階です。小樽運河の散策路を歩き回って少々疲れたので、まずは部屋でゆっくりしたいですね。小樽ふる川の部屋ってどんな感じなのでしょうか?
運河の宿小樽ふる川1外観&帳場
運河の宿小樽ふる川2部屋(シングルルーム)
運河の宿小樽ふる川3温泉(湯くら壱の湯)
運河の宿小樽ふる川4温泉(湯くら弐の湯)
運河の宿小樽ふる川5夕食
運河の宿小樽ふる川6朝食
運河の宿小樽ふる川7館内施設
運河の宿小樽ふる川8カナル君
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