上を向いて歩こう♪涙がぁこぼれーないよぉおぉに(^^♪
チョップ~(^^♪
天気も良く気分も良かったので歌を口ずさみながら歩いて来ちゃいました。
皆さんこんにちは!自称北海道温泉観光大使のとまチョップです。
今日紹介する御宿は登別温泉にある此方の「滝乃家別館玉乃湯」です。
滝乃家別館玉乃湯は登別温泉では有名な高級旅館「滝乃家」と同じ㈱登別温泉観光ホテル滝の家が経営する御宿です。
建物自体は元々、全く滝乃家とは関係ない御宿だったのですが、廃業後に㈱滝の家が買い取り別館としてリノベーションをして経営しています。
ちなみに玉乃湯の位置づけは高級旅館ではなくて価格設定は少し高めの中間グレードと云った所です。
ご覧の通りで5階建てではありますが決して大きな御宿ではありません、こじんまりとしていて登別温泉にある御宿の中では花鐘亭はなやさんと並ぶくらいの小規模御宿となっています。
客室はたったの24部屋しかない御宿なのです。
玉乃湯ですが登別温泉街の中では最も活気ある所にそびえ立っております。
ご覧の通りで御宿をすり抜けて坂道を上るとクマ牧場行きのロープウエイがあるんです。正に登別観光には打って付けの立地条件ですよね。
更にgoodなのは道路を挟んで斜め向かいにはセブンイレブンがある事です。登別の温泉街には2軒だけコンビニ(セブンイレブンとセイコーマート)があるんですけど、此処の御宿が一番セブンイレブンの近くにあるんです。
それで車で来た場合なんですがお客さんの車は御宿前の駐車場か近隣にある駐車場に従業員が止める様になっています。
さて、此処で玉乃湯へ今後宿泊されるお客様へ誤解の無い様に事前に知っておいて欲しい事がございます。実は此処の駐車場なんですけど、決して先着順で御宿前の駐車場に車を止めると云う訳ではなくて、御宿側の方でお客様の事情を汲んで駐車場所は考えて止めている様でした。
と云うのも、ご年配のお客様は御宿前の駐車場に止めてましたが、かなり早めに来ていた謀30代一人旅で来ていた男の車は真向かい側の駐車場に移動されていました。
まぁこれは、なるべくご年配の方を優遇しようと云う考えなのだと思います。うん、これで良いと思いますね。流石に俺の方が先に来たんだ!何で御宿前じゃないんだ(怒)と思ってしまうとしたらかなり器の小さな人だと僕は思います。
なので、もしお客様が此処の御宿に来て車の駐車位置が少し離れた場所にあったとしても、きっとお年寄りを優遇しているんだなと温かい気持ちを持って頂ければと思います。此処は玉乃湯に居る恰幅の良い支配人さんに代わって代弁せて頂きます。
えっ?30代一人旅の野郎ってとまチョップの事かですか?なーに言ってるんですか(笑)僕はご当地キャラですよ!車なんて乗らないし、さっきの話はそんなお客も居たって云うだけの話ですよ♪
大分経年劣化してますが玉乃湯と達筆な丸文字で描かれた看板です。
ではでは御宿の中に行ってみましょうか(^^♪
庭園と云う程の物ではありませんけど鑑賞用の木が植えられてました。これは良いですね。きちっと手入れもされていてgoodです。
玄関前のオブジェです。こー云う和ティストな演出は大好きです。
玄関に入ると大きな木製の看板が掲示されてました。先ほどの看板と同じく丸文字で描かれている特徴ある物でした。
支配人さんが丁寧に説明くれたのですが、「実はこの字は何とあの永六輔さんが書いたんですよ!!」とドヤ顔って言ってました。
「へーあの永六輔さんですか!」と僕が反応すると色々聞かせてくれました。何でも永六輔さんは滝乃家オーナーの親戚なんだそうです。
まぁかなり遠縁の親戚らしいのですけど、そんあ縁もあって看板の字を書いてくれたそうです。
さて・・此処でこの場を借りて僕は滝乃家別館玉乃湯の支配人さんに謝らなくてはならない事があります。
実を云うと!
僕は永六輔さんを知りませんでした。なので、実は話をしながら「永六輔って誰だ?」と思いながらも、さも知ってるのが当然の如く会話をしていたのです。
すいませんでした!
ちなみに僕の様に永六輔さんを知らないって云う人も居るかもしれないので、一応説明すると結構有名なラジオパーソナリティの人で、歌の作詞なんかも手掛けてたみたいです。有名な曲は坂本九さんの「上を向いて歩こう」ですね。
流石はちょっと良い御宿ですね。綺麗な生け花です。
やはり御宿のグレードって生花があるかないかって所があると思います。何せ花の名前を付けて御宿内にいっぱい花を飾ってるかと思いきや全部造花だったって云う安宿もありましからね。
玉乃湯のロビー内全体を撮影した物です。建物自体の古さはある物の何か良い感じの雰囲気があります。
又、館内良いお香の匂いがするのもgoodでした。
ちなみに館内はフリーwifiがあります。僕は大容量でスマホデータ量の契約してるので、wifiってほぼ使う事はないのですけれども最早必須とするお客様も多い物ですよね。
玄関です。靴は此処で脱いでスリッパに履き替える様になっていました。
玄関には観葉植物が飾られています。
これは中々大きなゴムの木ですよ(^^♪
お見事♪お見事♪
下駄箱入れコーナー手前では北海道定番の木彫りの熊がお出迎えです。
下駄箱です。ちなみに此処の御宿では来館時に靴は従業員さんがしまっておいてくれます。
実は下駄箱には部屋と同じ番号が付いており当日宿泊する部屋と同じ番号の下駄箱が自分で使う所となってました。
下駄です。浴衣姿でそのまま外出したい場合はこれを履いて出られる様になっています。
ただ此の下駄ですが、少々独特な造りなので慣れるまでは歩きずらい代物でした。又、此れを履いてセブンイレブン行った時には床でかなり滑って危ない目にあったので使うのは自己責任でお願い致します。
こちらは館内用のスリッパです。永六輔さんの丸文字で書かれた玉乃湯のロゴが特徴のデザインです。
先程の下駄箱で説明した通りですが館内は土足では入れません、玄関でスリッパに履き替える様になっています。
御宿に到着すると帳場ではなくて休憩処に案内され此処でチェックイン手続きをする様になっていました。
恰幅の良い支配人さんが住所名前を記載する受付表を持って来ます。
其処では夕食の時間と食事内容の選択について聞かれます。此の日は和牛のステーキか貝(ホッキとホタテ)のどちらにしますか?と言われたので僕は貝の方をチョイスしました。
まぁ夕食については別ページにて詳しく紹介をします。
ウエルカムドリンクとして昆布茶とおしぼりが出されます。
おしぼりはミントの香りがして良い感じです。
ウェルカムドリンク自体はgoodなサービスだとは思うんですけどね。
個人的な意見ですけど、僕は昆布茶って好きではないんですよね。なので此処は何種類か選べる様にしてくれたら尚、良かったのになって思いました。
さて、チェックイン手続きが終わったら本来は仲居さんに荷物を運んで貰い部屋までの案内となるのですけど、此処では1階ロビー内にある施設の紹介を続けて行きたいと思います。
まずは休憩処の前にあるドリンクコーナー見て行きましょうか!
水です。フリードリンクで水だけが用意されていました。
うーん、少々物足りないですね。後から番茶も飲める様にはなってましたけど価格帯を考えるとドリンクサービスとしてはイマイチかなと思いました。
コーヒーとかリンゴジュースなんかがあると尚、良いのになって思ったのが素直な感想です。
行き成り辛口意見を出してしまいましたけど休憩処のドリンクコーナーには良い所もあります。見て下さい!何と緑色の綺麗なきな粉餅がサービスとして置いてありました。
実は玉乃湯では毎日朝の09:00に餅つきが行われており、出来上がったお餅はきな粉に付けて振る舞われる様になっているのです。
此のお餅はその余りで当日宿泊客へのサービス品として置いてありました。
豪華さはないし物によっては統一性がない気もしますが、所々に飾られているインテリアの演出は良い感じです。
山本岳人さんと云う画家さんが描いた絵です。
題名「白滝」
これは金運を招いてくれそうな恰幅の良い猫ちゃんです。
それでは1階内のお休み処からまずは回って行きたいと思います。
休憩処のテーブル席です。団体で来ていた別のお客様はチェックイン時に此方の方に案内されてました。
椅子は珍しいデザインで背もたれ付きの木製椅子に更に台座がくっ付いて一体物になっていました。多分、此処に荷物を置く設計なんだと思います。
大分年期の入ったテーブルで所々、傷んでますが独特なデザインですね。
まぁ宿泊客の休憩処としてある様ですけど、ご覧の通りで特別面白い物がある訳ではありませんでした。
此処でゆったりと過ごすと云う感じではなくて、あくまでチェックイン受付時の待ち時間用と云う所みたいですね。
テレビは付いてはいませんでしたけど多分見ても良いのだとは思います。後は棚の中には幾つかアンティークが飾られてました。
まぁ和ティストの物にバイクとイマイチ統一性がないのは気になる所ですが・・
登別周辺の観光地案内用パンフレットが置いてありました。折角なので観光がてら出掛けてみては如何でしょうか?
そー云えば本当か嘘かは謎なんですけど、登別伊達時代村では夏になると真夜中に時代村全体を使ったお化け屋敷をやるそうです。
何か面白そうですよね。
ジンギスカン羊飼いの店「いただきます。」
札幌にあるジンギスカン屋さんみたいです。うーん、気になりますね。きっと凄く美味しんだろうなって思います。今度行ってみたいです。
ロビー内では如何にも御宿と云った感じの音楽が流れていました。
木製の棚に統一感を出す為にウッド調デザインのCDラジカセを置くのは良いですね。
ただ御宿によってはタンノイとかBOSEなど、かなり質の良いスピーカーを設置して優雅に音楽鑑賞出来るラウンジの所もあります。
此処も少々辛らつな意見になりますが、御宿の価格帯と考えると此処の休憩処は少々物足りなさを感じますね。
アイヌの木彫り像です。最近はゴールデンカムイでアイヌ民族について知ったと云う人も多いのではないでしょうか?
そして棚の上には御宿のパンフレットが置いてありました。滝乃家と滝乃家別館玉乃湯の物です。それにしても・・・
パンフレットだけでも凄い格差ですね。滝乃家は数ページの冊子で豪華に作られてましたけど、玉乃湯は1枚構成でした。
うーん、玉乃湯自体は決して安宿って訳ではないのですけど経営者的にはあくまでメインで力を入れているのは高級旅館である滝乃家なんだろうなと感じました。
新聞サービスです。
宿の中にこうして観葉植物を飾っているのはgoodですね。
さて、玉乃湯の1階ロビー内で一番目を引く物はやはり此の囲炉裏ではないかなって思います。
囲炉裏自体はオブジェで実際には使われはていませんでしたが、こー云う感じの和ティストの物はgoodですね。
ちなみに流石に火を付ける事は出来ませんけど、囲炉裏の中に入って休むのは自由にできます。
むかぁーし、むかぁーしある所に
とまチョップと云う温泉の好きな白鳥と温泉まんじゅうと云う緑色の不思議生物が仲良く暮らしている家がありました。
そんなある日の事・・・
つづく(嘘)
南部鉄器ですね。風情があります。こーして見ると下には灰が敷き詰められています。多分使おうと思ったら本当に囲炉裏として使えるんだろうなって思いましった。
だとしたら冬の時期とかは実際に火をくべてたら面白いのになって思いますね。
囲炉裏の壁側に飾られているオブジェです。
「和」で統一された空間です。
でも、これは怖いかな~(泣)
歴史を辿ると平安時代ではこんな感じのふくよかな女性が美女としてもてはやされていたそうです。
絶世の美女と云われていた小野小町も決してガッキー似ではなくて、もしかしたらこんな感じだったのかもしれませんね。
此処の特徴ですが御宿内の至る所には炭が置いてありました。
消臭効果があると云われているので置いてるのだとは思います。
さて休憩処は十分紹介出来たので玄関側の方に向かって来ました。
此方は帳場ですね。チェックアウト時の会計時と湯元さぎり湯の割引券を購入した時だけ今回は立ち寄った場所でした。
永六輔さんご本人の写真が飾られていました。
ちなみに今回の宿泊をきっかけに永六輔さんの名言集と云うのをサイトで見つけたので読んでみましたけど凄い!とても良い事ばかり書いています。
本当に気に入ったので是非、皆さんも覗いてみてくださいませ!
帳場の隣には売店があります。まぁ売店については御宿紹介の最終ページにて餅つき大会のイベントを合わせて紹介したいと思います。
帳場の真向かい側は喫煙所になっています。今時の時代では珍しく分煙化も特別されておらず仕切り等はありませんでした。
ちなみに此処での飲食は出来ない様になっています。うーん、タバコ吸いながらビールやジュースを飲みたい人も居るとは思うのですけどね。
まぁ僕はタバコは吸わないから関係ないっちゃないんですけども・・
さて、場所は変わって今度は玄関側から対象の突き当り壁側に来ています。
奥の方には温泉行の通路があるのですけど手前にはトイレが設置されていました。男性用に女性用、そして足の不自由なお客様用トイレが設置されています。
そしてトイレの向かい側には自販機が設置されています。
お値段は一般市販価格で良心的でした。ジュースだけでなく缶ビールも売っていました。
さてさて時間を少しだけ巻き戻して僕は今、チェックイン手続きを終わり仲居さんに部屋の方へ案内される所です。
此処では基本的には仲居さんが荷物を運び部屋まで案内してくれます。
本日宿泊するお部屋のある最上階5階にやって来ました。まずは部屋に入ってゆったりまったりしたいと思います。
それでですね~、実は部屋まではご年配の仲居さんに案内されたのですが此処で仲居さんから云われた言葉は中々ヘビーな一撃でした。
「お客様・・まぁ簡単には泊まれないとは思いますけれども、滝乃家本館の方へも万が一機会があったら泊ってみて下さい」
まぁ!!!・・僕があまりにもお金を持って無さそう(大正解!実際その通りでございます。)に見えたからお前には無理だとは思うけどね~♪みたいな感じで言われたのかもしれませんが、結構な事を言ってくれる仲居さんです。
只者ではないですよね。きっと瞬時に宿泊客のステータスを見破るスキルを持ったマジックキャスター・・じゃなくて一流の仲居さんなんだと思います。
なのでもし、玉乃湯に従事している此のご年配の仲居さんに「お客様、滝乃家本館の方にお泊りになられた事はありますか?」なーんて聞かれた時には自身は一流認定されてるようだって誇っても良いんじゃないかなって思います。さてさてさーて?あなたはどちら側のジャッジを下されますかね?
滝乃家別館玉乃湯1 外観・ロビー
滝乃家別館玉乃湯2 お部屋
滝乃家別館玉乃湯3 温泉
滝乃家別館玉乃湯4 夕食
滝乃家別館玉乃湯5 朝食
滝乃家別館玉乃湯6 餅つき&売店
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