花鐘亭はなやの温泉に入りに来ました。
此処の御宿では男女の浴槽入れ替えはありません、深夜02:00~04:30の間を除いて朝の09:30まで何時でも好きな時間帯に入浴が可能になっています。
此処の温泉は1階の奥にあります。
男女の浴場間には馬のオブジェが置いていました。花鐘亭はなやとどういう関係があるのかは不明ですが、もしかしたら御宿の女将さんの趣味なのかもしれませんね。
ジュースの自販機です。浴場入り口の手前にあります。
花鐘亭はなやではジュースを購入出来る自販機は此の1階温泉入り口前の所にしかありませんでした。
ちなみに浴場入り口の奥にはトイレがあります。脱衣場内の方にはないので、行きたい場合は予め行く必要があります。
それでは脱衣場の方に入りたいと思います。
脱衣場内です。規模はご覧の通りですけど小さいですね。
脱衣棚には衣服を収納する為のカゴが設置されています。
少々不便さを感じたのは、此処の脱衣場内には貴重品ロッカーがないんですよね。財布はまだ部屋の貴重品BOXに収納して行けますけど、流石に部屋鍵は持ってくるしかないので、仕方なく僕は小物入れに鍵を入れて持ち歩きながら入浴しました。
これは面白い(^^♪
脱衣場内の窓から露天風呂が見えます。そー云えば登別グランドホテルも脱衣場内から露天風呂が見える設計でした。
パウダーコーナーです。コンパクトに纏まったすっきりしたデザインですね。
洗面台はお湯と水が独立したタイプの物でした。それにしてもやっぱり洗面台って白が一番無難なカラーですよね。
そー云えば面白い話でホテルのシーツの色にまつわる話がありました。何でもベッドのシーツの色が白以外の所は清掃とかクリーニングをあんまりしていない可能性があるそうです。理由は白色って誤魔化しが利かない分だけ清潔にする必要があるのに対して、他の色だと汚れが目立ちにくい分だけ誤魔化しが利くからだそうです。もし何処かの出張とかでホテルに泊まった時なんかはシーツの色に注目して見ると良いホテルかどうか見抜けるかもしれませんよ。
備え付けのアメニティです。ハンドソープにアフターシェーブローション、ヘアリキッドにヘアトニックです。ちなみにカネボウ製の物でした。
後はガラス瓶に綿棒が入っていました。
馬油のハンド&かかとクリームです。これは良質な試供品ですね。
脱衣場内にはカミソリも備え付けでありました。
ドライヤーにティッシュ、ブラシです。
浴場入り口の手前にはウォーターサーバーと泉質表があります。
冷たい水が飲めます。紙コップ付きでした。
温泉分析表と泉質表が掲示されていました。
ちなみに花鐘亭はなやで入れる泉質は、硫黄泉(1号乙泉)オンリーとなっています。
一つの泉質だけとシンプルではあるのですけれども素晴らしい温泉に入れる御宿です。此処の特徴なのですが、1年中ではないのですけれども時期によっては源泉を適温状態にまで調節して加水する事なく源泉100%掛け流しの湯で入れる様にもなっているとの事でした。これは大した物ですよね。
北海道を代表する温泉街の登別ですが源泉温度が非常に高温である為、実はほとんどの温泉宿は温度調節の為に加水をしています。
加水される事無く100%の源泉かけ流しの湯に入れるのは登別では花鐘亭はなやか第一滝本館の金蔵の湯(これ以外は加水有りです。)、そして温泉銭湯の夢元さぎり湯だけなんです。
チョップ~(^^♪
至福の湯浴みタイームなのです。
浴場内です。こじんまりとしていて内風呂は1箇所だけですが、如何にも温泉宿の温泉と云った感じで抜群の雰囲気です。
流石は登別を代表する泉質の一つですね。此の日は温度調整の為に少し加水をしているとの事でしたけど素晴らしいお湯です。goodです。
■泉質 硫黄泉(1号乙泉)
■効能 間接痛、神経痛、皮膚病、腰痛、リュウマチ等
熱めの湯で身体の芯まで温まります。やっぱり泉質に関しては登別に勝てる所は道内にはないですね。
内風呂を真上から撮影した物です。まぁ大人なら6人くらいが入れる大きさですね。
続いて洗い場の紹介です。ご覧の通りで洗い場は4カ所だけあります。
goodなのは此のデザインですよね。桶の台座として加工した石が置いてあるのですけど、何か浴場内にマッチングしていて良い感じです。
さて、恐らくお客様の中には此の風呂桶と椅子を見て「えっ?木製じゃなくて樹脂製なの安っぽくない?」なーんて思われる方も居るかもしれませんね。
いえ・・・もしかしたら「樹脂製の物を使うなんて風情がない!安宿みたいで雰囲気ぶち壊しだ!」なーんて、御宿の批評をしちゃう人まで居るかもしれません。
さてさて此処は花鐘亭はなやだけでなくて、北海道にある全ての温泉宿の名誉を守る為にも敢えて厳しく言い切っちゃいます。もしそう思ってしまったのならば、あなた様は3流です。
実を云うと今時は、高級旅館を含めてほとんどの御宿で樹脂製の物を扱う様にしているんです。何故かと云うと、木製商品って一見高級感がある様に見えるけれども、非常に汚れやすくメンテナンスが大変と云う事が一つあります。木特有の性質で黒ずみ易いし、何より湿気に気を付けないとカビてしまうんですよね。
そして此方の方が重要なんですけど、もう一つの理由は安全性の問題です。特に椅子なんかは、すいてしまうことで尖った部分がお客様のお尻や足を傷つけてしまう危険性があるからなんです。
だからお客様に怪我をさせたら大変なので、わざわざ木製商品を使うなんてメリットが全くないからなんですよ。
そもそも論ですが、折角現代の技術で作られた新素材の良質な物があるのに何故わざわざ古臭い木製に拘る必要があるのかなって事なんですよね。
此処からは僕個人の自論ですけど、それって変だと思いませんか?宿泊する客室ではシャワー付きトイレやエアコンに加湿器がないとダメとか快適さを求めて最新の電化製品には拘るはずなのに、一方で浴場内の風呂桶や椅子が木製でないのは風情がないって感じるのは矛盾していますよね。
さて、熱くなっちゃいましたけど温泉紹介に戻りたいと思います。
続いてシャンプー類の紹介です。DHCのオリーブゴールドシリーズが置いてありました。濃縮されたオリーブエキスが配合されているのが特徴の商品です。
ちなみに此方のシリーズは、ホテル向けの業務用商品なので市販はされていないんですよね。
特徴のあるハーブっぽい香りが特徴の物なのでアロマとか好きな人には良いシャンプー類だと思います。
ちなみにその他には、かかとキレイと炭洗顔がありました。
はい、此方も業務用のDHCシャンプーにコンディショナー、ボディソープです。市販はされていないのですけど、書いてしまうと安物なんですよね。
此方は高級シャンプー類ですよ。何とアズマ商事の馬油シリーズが置いてありました。やっぱり温泉浴場のシャンプーと云えばこれってイメージがあります。
試供品も兼ねているのでしょうけど、こんな良品まで取り扱っているとは流石ですよね。goodです。プチ熱いです。
手作りコラーゲン石鹸です。肌をプルプルに保つコラーゲンにヒアルロン酸まで配合した良品です。
うーん、つやつやした肌を取り戻せるのなら多少高くても迷わず買いますけどね。個人的にはこれのボディーソープを出して欲しいです。
良い商品かもしれないけど、此の試供品は石鹸だから試すのに躊躇してしまうんですよね。僕は超神経質野郎なので・・
カランは温度調節機能付きでボタンを押すと一定時間出る様になっています。
ごしごし(^^♪
さてさて、続いて露天風呂の方に行ってみたいと思います。
花鐘亭はなやの露天風呂です。小さめのスクエアタイプですが、惜しげもなく良質な硫黄泉が注がれた源泉かけ流しの浴槽です。
素晴らしい泉質です。露天の周囲は柵で囲まれているので、外の景色を楽しむ事は出来ませんけど上が吹き抜けになっているので開放感がある作りです。
天気の良い日ならば夜に月を眺めながら入浴なんて風情のある事も出来ちゃいます。
良く見ると鬼の像が立っていました。流石は登別ですね。
それにしてもジャイアンに似ている鬼ですね。
オブジェも良い感じです。冬なので葉は付いていませんが中庭には木も生えています。暖かい季節には見応えがありそうですね。
チョップ~(^^♪
正に至福の湯浴みなのです。
花鐘亭はなやの温泉紹介でした。湯上りはラウンジで自慢の中庭を眺めながら一休みです。
■入浴時間 11:00~翌日09:30 ※日帰り入浴は16:00迄
(但し02:00~04:30は清掃の為、利用不可)
花鐘亭はなや1外観&館内施設
花鐘亭はなや2お部屋
花鐘亭はなや3温泉
花鐘亭はなや4夕食
花鐘亭はなや5朝食
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