西館の場合エレベータの2階で下りると、温泉棟への専用通路を通って行く事が出来ます。この西館専用通路を使うと直ぐに温泉に行く事が出来るので、やはり僕としては西館への宿泊を強くお勧めします。
温泉棟のエレベータホールです。温泉はこの建物の最上階にあります。
最上階に到着しました。早くも温泉の香りがして来ました。
大浴場入り口前にある広場には、水の流れるオブジェがありました。こういうオブジェがあると本当に風情があって良いですね。細かい所にも気配りを感じさせてくれます。
こちらは第一滝本館の温泉大浴場の模型になります。ここの温泉は1階と2階に別れており、1500坪もの広大な大浴場になっています。正直ここより規模の大きい温泉は道内にはないんじゃないかと思っています。
それでは早速中に入りたいと思います。
入り口に入るとお茶らしき物が入っているサーバーと貴重品用ロッカーが真っ先に視界に入って来ます。
こちらは蝦夷ウコギ茶とウォーターサーバーです。どちらも無料で好きなだけ飲める様になっているサービスです。この蝦夷ウコギ茶はお土産屋さんでも売っており、麦茶より少し渋みのある味がします。入浴後は喉が渇くので、とてもありがたいサービスです。ついつい何杯も飲んでしまいます。
貴重品ロッカーです。脱衣所の方にはロッカーは無いので、サイフや鍵などはここで収納しておく必要があります。又、ビニール袋も用意されているので、自分の草履も収納したい場合は袋に入れて収納してくださいと言う表示がされていました。これなら絶対に間違えられて自分の草履を履いて行かれる心配も無いので、安心して入浴する事が出来ると思います。
こちらは水着の有料レンタルサービスです。実はこの第一滝本館は登別では、たった2箇所しか無いと言われているプールのある御宿になっています。なので、宿泊の際には是非水着を用意しておいて欲しいと思うのですが、忘れてもレンタルサービスで借りることも出来る様になっています。ちなみにプールがあるもう一つの御宿は登別万世閣です。
この第一滝本館の素晴らしい所なんですが、タオルにバスタオル、そしてカミソリに歯ブラシが設置されています。その為、宿泊者は温泉に入る度に新しいタオルを使える様になっています。ここは流石ですね。登別グランドホテルにもタオルとバスタオルの設置はありましたが、まさか歯ブラシまであるとは驚きです。やはり安宿より1ランク上の御宿だと思います。
堂々と掲示されているのは何と7種類の泉質表です。この第一滝本館の最大の売りが、やはり7種類の異なる温泉に入れる所です。登別には9種類の泉質があると言われていますが、地獄谷に隣接するこの御宿では、その内7種類に入ることが出来るのです。ここまでの温泉に入れるお宿は恐らく第一滝本館だけだと思います。
脱衣所です。棚には脱衣カゴが設置されており、脱いだ浴衣等を収納する様になっています。規模の大きい温泉なので、脱衣カゴも沢山の数があります。
赤ちゃん用のベビーベッドです。この第一滝本館では男女の温泉入れ替えは無く完全固定になっていますが、育メン利用者の需要に応えて設置されている様です。
こちらはパウダールームです。まぁ広い空間の中にあるコーナーなので、正確には専用ルームでは無いのですが、一応パウダールームと表現しておきます。
前から撮影した物です。意外と小さめで最大6人までしか利用出来ない様になっています。温泉の規模から考えると混雑時は使うのに待たされるかもしれませんね。
洗面台です。流石に老舗旅館の為、デザインは古めです。
お土産屋さんの試供品も兼ねているとは思いますが、アメニティの充実は流石です。養毛剤や育毛剤まで置いている所はなかなか無いと思います。効果の有無はわかりませんが、入浴後の頭皮マッサージに使うと気分爽快になりそうです。
こちらはリクライニングルームです。利用条件として裸のまま使っては行けないと言うルールがあるので、お風呂上りに浴衣を着た後での利用となります。
リクライニングルームはこんな感じです。休憩用の椅子や座椅子が設置されています。
ちなみにここではビールやジュースにソフトクリームなどを注文する事が出来ます。お金を持っていなくても、部屋の鍵番号で注文してチェックアウト時に清算する事が出来るので、風呂上りに蝦夷ウコギ茶では物足りない方はこちらでビールを注文しては如何でしょうか?
■営業時間15:30~20:30
マッサージ器も設置されていましたが、有料サービスでした。
大浴場入り口の隣には温泉図がパネルで表示されていました。青い表示が男湯で、桃色の表示が女湯になります。
こちらが第一滝本館の温泉立体図面です。右の方が2階にある大浴場で左側にあるのは1階大浴場とプールになります。
お待たせしました。それでは道内最大規模の温泉へご案内致します。
2階にある大浴場の一部を撮影した物です。どうですか?物凄く広いのが分かると思います。
まずは掛け湯を紹介します。ご覧の通り独特のデザインをした槽の中には温かいお湯が張り込んであります。
洗い場全体を撮影した物です。流石に規模が大きいですね。これならどんなに大勢のお客さんが居ても、まず待たされる心配はなさそうです。
洗い場の中央には、掛け湯タイプの洗い場があります。これも中々風情があって良いですね。
勿論普通のシャワーを設置した洗い場も沢山設置されています。まぁ掛け湯タイプも良いのですけれど、実際使ってみると中々掛け湯でシャンプーを洗い流すのは大儀だったりします。なので、僕は個人的には普通のシャワーを利用することをお勧め致します。
シャワーは勿論温度調節の可能なタイプです。
流石は老舗旅館ですね。シャンプーはアズマ商事の馬油シリーズです。これは最早高級シャンプーの部類です。特に登別の様な風情のある温泉にはぴったりのシャンプー類だと思います。素晴らしい!の一言です。
馬油シャンプー類以外の物もあります。みつばちハニーというPOHENIX製の物です。僕は断然馬油派なので、こちらは使いませんでした。なので、質等についてはコメントを控えます。
炭の洗顔フォームにピーリングジェル、火山灰石鹸と設置されていました。流石ですね。洗い場の常備品も充実しています。
それでは、各浴槽を紹介して行きます。まずは2階の大浴場に入ると一番目立つ位置に有り、且つ浴槽も一番大きい八角形の浴槽を紹介します。ここは「きずの湯」です。ここの温泉のお素晴らしい所なんですが、大小関わらず全ての浴槽が掛け流しの湯となっています。これだけ規模の大きな温泉になると、どうしても一部の浴槽は循環濾過との併用をするお宿が一般的に多いと思いのですが、流石は湯量の豊富な登別の温泉宿ですね。実際それを証明するかの様に浴槽からは惜しげもなく掛け流しの湯が溢れていました。温泉の溢れた床で寝そべるのも心地良くてお勧めです。さてさて、この「きずの湯」ですが泉質は無色透明で塩分のあるお湯となっています。浴槽は少し熱めでした。
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
塩化物・硫酸塩泉
旧泉質名/芒硝泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:高血圧症、動脈硬化症、外傷、慢性皮膚病など。
次は屋根が付いていて、この2階にある温泉の中でも特に風情のある浴槽を紹介します。
「鬼の湯」です。浴槽は檜風呂になっていて、和を感じさせてくれる照明に味がありますね。ちなみにこの浴槽ですが、お湯は結構熱めで深い作りになっているのが特徴です。流石に海外のお客さんは熱いのが苦手の様で、皆足を入れた瞬間他の所へ行ってしまいました。ここは通好みの温泉です。
泉質:ナトリウム・カルシウム
塩化物泉
(中性低張性高温泉)
旧泉質名/食塩泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:慢性消化器病、慢性皮膚病、慢性婦人病、疲労回復、健康増進、冷え性、切り傷、火傷など。
窓側にある大きな浴槽は「熱の湯」です。まぁ名前だけ見ると激熱!っていうイメージがありますが、浴槽の温度は少し熱めなだけです。泉質は無色透明の食塩泉なので、先程入った「鬼の湯」の浴槽と一見同じ泉質に見えるのですが、実は成分が微妙に異なっています。僕はここに入って真っ先に、温泉の匂いとか入った時の肌触りが物凄く定山渓温泉の泉質に似ているなぁって思いました。
泉質:ナトリウム・カルシウム
塩化物泉
(弱アルカリ性低張性高温泉)
旧泉質名/食塩泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:リウマチ性疾患、神経痛、冷え性など。
でも、ここの特徴は何と言っても窓から見える地獄谷の景観だと思います。大浴場から地獄谷を一望出来るのは、この第一滝本館くらいではないでしょうか?素晴らしい眺めです。
ノ・ボ・リ・ベ・ツ!と言えば熊・ボ・ク・ジョ~♪もあるかもしれませんけど、やっぱり白く濁った温泉なんじゃないかなって思います。この「万病の湯」は、そんな登別を代表する白濁の湯で溢れた浴槽になっています。ここの浴槽はかなり温めになっているので、他の浴槽に入り過ぎて少しインターバルを取りたい時なんかにお勧めの浴槽です。この第一滝本館では、熱め⇒普通(少し熱め)⇒温めで3種類の温度調整がされている様です。
泉質:酸性含硫黄・鉄(Ⅱ)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性緑ばん泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:皮膚病、リウマチ性疾患、更年期障害など。
この浅い浴槽は「癒しの湯」です。誤解が無い様に先に述べておきますが、決してわざと浅い浴槽になっている訳ではありません、実を言うと第一滝本館は湯守と言われる従業員の皆さんで、毎日朝になると必ず浴槽のお湯を抜いて清掃をしているんです。これって凄いですよね。これだけの規模の大きい浴槽なのに毎日朝にお湯を抜いて清掃しているんですよ!此処ほど清潔感が有り、清掃が徹底されている御宿は多分他には無いと思います。本当に素晴らしい老舗旅館ですね。
ちなみにここの浴槽の泉質は食塩泉になるのですけど、これもびっくりで「鬼の湯」と「熱の湯」とは又々異なる成分の泉質となっています。うーん、食塩泉だけでも3種類あるとは恐れ入りました。
泉質:ナトリウム・カルシウム
塩化物泉
(中性低張性高温泉)
旧泉質名/食塩泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:リウマチ性疾患、運動機能障害、発育不全、更年期障害など。
こちらは濁り湯が特徴の「美肌の湯」です。この第一滝本館では温めの浴槽は38℃に調整されているそうですが、ここは特に温く感じました。うーん、快適です。先程の「鬼の湯」に入った後なんかは、特にリラックス出来ると思います。それにしても、贅沢な温泉ですよね。まだまだ浴槽はあるので、ここで一旦逆上せかけた体を休めたいと思います。ちなみに白濁したお湯なんですが、実は先程の「万病の湯」とは又、成分の異なる泉質になっています。うーむ、登別恐るべしですね。
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性硫化水素泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷など
「美人の湯」です。こちらも清掃したばかりなので、まだ浴槽のお湯が浅い時に撮影した物です。実際は浴槽からオーバーフローしています。最初に紹介した浴槽と同じで八角形なのが特徴ですね。でも、泉質は最初の「きずの湯」とは異なり、貴重な重曹泉になります。地獄谷に隣接している御宿ですが、ここまで来ると正に温泉天国ですね。
泉質:ナトリウム・カルシウム
マグネシウム
塩化物・炭酸水素塩泉
旧泉質名/重曹泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:切り傷、火傷、慢性皮膚病、神経痛、貧血症、アトピー、じんましんなど
背景に鬼と何故か裸の女性のイラストがあるのが特徴の浴槽は「美肌の湯」です。いやぁここまで来て、ようやく同じ泉質を持つ浴槽が出て来ましたね。ただ先程の温めの浴槽とは違い、こちらは熱めの温度になっています。しかし、温泉独特の特徴なのかもしれませんが、本当この泉質のお湯って熱くても結構心地よく入れるんですよね。やっぱり良質な温泉だからなのだと思います。
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性硫化水素泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷など
さてさて、2階にある温泉は以上で終わりますが第一滝本館には1階の方にも露天風呂などの温泉があります。勿論とまチョップは続いて下に降りて紹介をして行きます。
階段を下りると直ぐに歩行湯がありました。階段の周囲を囲む様に設計されています。
この歩行湯なんですが、実はこれも温泉になっています。又、実は冷水と温泉の2種類の歩行湯になっていて足裏を心地よく刺激してくれる設計になっています。
泉質:ナトリウム・カルシウム
塩化物泉
(中性低張性高温泉)
旧泉質名/食塩泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:リウマチ性疾患、運動機能障害、発育不全、更年期障害など。
「湯の滝」と名付けられた打たせ湯です。頭や肩を心地よく刺激してくれます。ここで打たせ湯に当たっていると、かすかに硫黄の香りがするのがして来ます。なぜなら実はここも温泉を使っているからです。いやぁビックリです。こんな贅沢な打たせ湯は他にはありません♪
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性硫化水素泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷など
こちらは1階大浴場の全体を撮影した物です。3つの浴槽が写っていますね。それでは一つずつ紹介して行きます。
「寝湯」は白濁のお湯が特徴で、硫黄の香りがします。温度は温めで、かなりリラックスして入れます。これはGOODです。快適です。
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性硫化水素泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷など
こちらは「美肌の湯」です。先程の「寝湯」も同じ泉質ですが、ここの浴槽は熱めと温めの中間くらいです。やっぱり濁り湯って良いですね。
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性硫化水素泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷など
この「気泡風呂」は第一滝本館で唯一の普通の白湯を使った浴槽です。普通の水道水を使った浴槽を見つける方が大変なのだから、如何にここが凄い所なのか分かると思います。まぁここに関しては普通のジャグジーですが、第一滝本館の大浴場にある唯一の気泡風呂になっています。無数の泡が体を包み込んでマッサージ効果のある風呂です。
続いてドライサウナとミストサウナを紹介します。
ドライサウナです。昔ながらのサウナなので、中にテレビは設置されていません。でも、サウナマットは個人で使うウレタンマットでは無く、定期的に交換される様になっていました。最近は御宿のグレードを図る一種のパロメーターとして、サウナマットの存在がある様な気がします。話を戻しますが、僕はサウナが好きなので結構長時間入ります。最高記録は20分ですね。あっ危ないので、無理して真似しないでくださいね。
■ドライサウナ利用時間06:00~00:00 ※00:00以降は閉鎖
ミストサウナです。端の方には冷たい水の入った足湯があるので、椅子に座りながら足元を冷やしてミストサウナを楽しめる様になっています。中々他には無いタイプのミストサウナなので、就寝前には特に入ることをお勧めします。と言うのも普通のドライサウナと違ってミストサウナには神経を落ち着かせる効果があるからです。個人的な話なんですけど、僕の場合は中々寝付けない時にミストサウナに入ると割りと直ぐに眠れる様になるので、実体験を踏まえてお勧めします。
■ミストサウナ利用時間06:00~00:00 ※00:00以降は閉鎖
サウナと言ったら水風呂ですよね。熱く火照った体に冷たい水が心地よくて気分爽快です。あっちなみに、ここは水道水です。
露天風呂のある窓側に休憩用の椅子も設置されています。意外と休憩用の椅子が無い温泉って多いんですよね。まぁその気になれば何処でも休めるんですけど、良い温泉程休憩コーナーもしっかり設けていると思います。
それでは、露天風呂へ行ってみましょう♪
高台から露天風呂を撮影した物です。
屋外の方にも休憩用の椅子が設置されています。夏なんかは、ここで休憩すると快適そうですね。
この第一滝本館では露天風呂でお酒やジュースを注文して飲めるサービスが有ります。ブザーを押すと従業員のオバちゃんが注文を取りに来て、入っている浴槽まで飲み物を運んでくれるしくみになっています。当然わざわざ浴場にサイフを持ってくる人は居ないと思いますが、部屋番号を伝えてサインすれば、支払いはチェックアウト時の清算時で良いので、気軽に飲み物を頼むことが出来ます。昔の土曜ワイド劇場なんかだと良く宿泊先の温泉にお盆と銚子を浮かべて酒を飲むシーンなんかがありましたけど、正にあれを再現することが出来ちゃったりします。あれ一度やってみたかったんだよねっていう方は是非どうぞ!
■営業時間15:30~20:30
それでは、高台の方から順番に露天風呂を紹介して行きます。まずは第一滝本館の温泉を紹介するにあたって、絶対に掲載しなければならなかった「金蔵の湯」です。
初代滝本金蔵が妻佐多の為に登別温泉を開拓し湯治をさせて皮膚病を治したと言うお話が有名ですが、ここは滝本金蔵が作った温泉を正に再現した浴槽になっています。お湯は2階にある「万病の湯」と同じ泉質なんですけど、実はこの浴槽は第一滝本館では唯一の源泉掛け流し100%になっています。これまでの浴槽の泉質も素晴らしく感動出来る物ではあったのですが、やはり2階にある「万病の湯」とこの「金蔵の湯」を比べると違いが瞬時に分かってしまうくらい素晴らしい泉質です。他の所が源泉掛け流し100%になっていない理由なんですが、決して温泉をケチっている訳ではないんです。と言うのも登別温泉の源泉は非常に温度が高い為、どうしても温度調整の為に加水せざるを得ない事情があるのです。しかし、ここは湯量を調整して浴槽に来る頃には調度人が快適に入れる様に温度調整がされています。(まぁそれでも浴槽は熱めですが)正に先代の人々の知恵で作られた名湯の浴槽ですね、GOODです。プチ熱いです♪
泉質:酸性含硫黄・鉄(Ⅱ)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性緑ばん泉
源泉掛け流し100% ※加水消毒一切無し!
効能:皮膚病、リウマチ性疾患、更年期障害など。
続いて2段目に有る浴槽を紹介します。この2段目に有る露天風呂は「熱の湯」です。温泉好きな方なら分かると思いますが、本当定山渓温泉に似た泉質なのが特徴ですね。先程の「金蔵の湯」よりは温いので、熱いのが苦手な方はこちらの方が合うかもしません、それにしても露天風呂も広くて最高です。
泉質:ナトリウム・カルシウム
塩化物泉
(弱アルカリ性低張性高温泉)
旧泉質名/食塩泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:リウマチ性疾患、神経痛、冷え性など。
最後に紹介するのは下段にある円形の露天風呂です。露天風呂の中では一番大きく濁り湯なのが特徴です。
泉質:酸性含硫黄(ナトリウム)
硫酸塩泉
旧泉質名/酸性硫化水素泉
源泉掛け流し(加水有り)
効能:動脈硬化症、高血圧症、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷など
この円形露天風呂の前には、地獄谷が広がっています。先程紹介した2階の窓側にあった「熱の湯」と同様で景観は最高です。
この第一滝本館は、正に北海道温泉を代表する温泉宿だと思います。本当に素晴らしい温泉です。
■露天風呂利用時間06:00~00:00 ※00:00以降は閉鎖
第一滝本館の温泉は、男女の入れ替えは無く24時間入浴可能になっています。朝は清掃をしていますが、清掃時間も自由に入浴が出来る様になっているのは良いですね。但し、サウナと露天風呂は深夜00:00~06:00までの間は利用出来なくなります。露天風呂が深夜に入れなくなるのは少し残念ですが、安全と防犯上の理由がある為との事なので仕方ないかもしれませんね。
最高の温泉でした。本当に広い大浴場で、一度に入るのは大変だと思います。此処は何度来ても素晴らしい温泉だと思います。ちなみに此処では少しお値段は張りますが、日帰り温泉もやっています。もし登別への観光に来たのであれば、此処の温泉に入らないと後悔すると思うので、日帰りでも入浴しておく事を強くお勧めします。まぁ折角なので、次回は日帰り温泉について紹介したいと思います。第一滝本館の温泉を存分に満喫する為に、日帰り客が利用出来る施設を詳しく紹介しますので、是非是非参考にしてくださいね。それでは、逆上せるくらい長湯してしまったので、僕はリクライニングルームで少し休憩しときます。では又~♪
第一滝本館1外観&ロビー
第一滝本館2部屋(西館8畳和室)
第一滝本館3温泉
第一滝本館4日帰り温泉
第一滝本館5プール
第一滝本館6夕食(滝本御膳)
第一滝本館7朝食(バイキング)
第一滝本館8館内施設(売店・ゲームセンター)
第一滝本館9夕食(バイキング)
第一滝本館10新朝食(バイキング)
第一滝本館11部屋(東館シングルルーム)
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