此処は小樽の中心街にある旅館ですが、小樽ふる川には温泉大浴場「湯くら」と云う名前が付けられている温泉があります。壱の湯と弐の湯と2種類の大浴場があり男女入れ替え制になっています。
入浴可能時間は15:00~01:00で、清掃後に男女の浴槽が入れ替わり朝の04:00~11:00まで入れる様になっています。
少々残念なのが、2階にある弐の湯側は問題ないのですけど1階にある壱の湯へ行くには必ず階段を下りて行く必要がある事です。
と云うのも温泉への入り口は2階にあるのですが、壱の湯へ行くにはこの階段しかないからです。
此処は本当に良い御宿なので、ご年配の方も多く宿泊に訪れると思います。中には足腰の弱いお客様も居ると思うので、少々配慮が足りないかなって思いました。
直ぐは難しいと思いますが、専用エレベータがあっても良いと思いました。
さてさて、階段を下りると直ぐに壱の湯入り口があります。何か雰囲気がありますよね。
壱の湯の引き戸を開けて中に入ると下履きを収納する下駄箱がありました。木製の札がカギになっている特殊なタイプです。たまーに居酒屋とかでも見掛けますよね。
脱衣場内を撮影した物です。こうして見ると決して広くはないですよね。
タオルや体重計がありました。
此の小樽ふる川ですが、日帰り入浴はやっていません、なので此処の温泉に入れるのは宿泊客のみとなっています。それだけに温泉にはゆったりと入れそうです。これは宿泊する側からすれば嬉しいですよね。
又、此処のGOODな所ですが大浴場にはタオルとバスタオルが常備されています。なので、お客様は何度でも入浴の度に清潔な乾いたタオルを使える様になっています。これはプチ熱いです(^^♪
体脂肪率の測定も出来る体重計です。何でも体中に微力の電気を通す事で、体脂肪が図れるそうです。
こう云うタイプの体重計って良いですね。余計なお世話かもしれませんけど、皆さんも自己管理を怠らない様に、常にこれで体脂肪率をチェックしながらわがままボディ脱却を目指しては如何でしょうか?
湯に浸り見知らぬ同志が裸で語り合い心身を癒す・・と書かれた看板が飾られていました。
まぁ・・よーするにお風呂入る前に体洗えよって云う注意書きみたいです。
人の苦しみ それは元来自分が作り上げたもの我欲から煩悩が生まれ やがて心の病いとなって現れる・・・
意味深な事が書かれていますね。そして最後の方では、湯に浸かり心身を癒しましょうと書いてありました。
元々仏教では、幸福になるためにはお風呂に入ることが大事であると古くからの教えがあります。七つの難を避け、七つの幸福を呼び込む「七難即滅七福即生(しちなんそくめつしちふくそくしょう)」という言葉があるんですよ。
赤ちゃんのカゴがありました。ベビーベッドの代わりにある様です。
脱衣棚です。鍵付きの収納BOX9カ所と衣服のみを収納できる脱衣カゴの棚が12カ所ありました。
鍵付き収納BOXの中です。2段式になっていました。これなら上に貴重品を収納して、下の大きなスペースに衣服を収納出来ますね。僕は個人的には鍵付きタイプがある場合は必ずそちらを使う様にしています。
脱衣場の角には変な物が置いてありました。
金庫です。しかも大分古そうなタイプです。何が入っているのか気になりますね。まぁ僕は怪盗キッドではないので、鍵の掛かった金庫を開ける事は出来ませんけど・・
髪を縛る為のシュシュとシャワーキャップが何故か金庫の上に置いてありました。どうたらアメニティの様です。
金庫の向かい側にはトイレがあります。あっ!壁には泉質表が掲示されていますね。
泉質表です。少々残念ですが、此の小樽ふる川の温泉は源泉掛け流しではなくて加温・循環・塩素消毒がされていました。ただ、これは源泉温度自体が低い様なので致し方ない所もあります。
■泉質 ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
■効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみくじき、疲労回復、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、健康増進、虚弱児童、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、火傷
トイレです。広めで、とても清潔感のある室内です。タイプも新しめのシャワー付き洋式でした。
【他人に自分の夢を話すことは その夢を叶えるための第一歩】と書いてありました。手作りの物でしょうか?そう言えば定山渓のふる川には相田みつおさんの作品が沢山展示されています。
きっと此処の社長さんが、こう云う前向きな文章の作品が好きなのだと思います。僕もこう云うの好きですね。たまーにネットサーフィンしている時に名言集のサイトとか見る事もあります。
脱衣場側から反対側を撮影した物です。奥の方にはパウダールームがあります。次はあちらの方を紹介して行きます。
洗面所です。デザインは新しくセンスも良いですね。
洗面台を正面から写した物です。
洗面台はシンプルなデザインです。
ドライヤーとティッシュです。景観を損なわない様に白で統一しているのがGOODですね。センスの高さを感じます。
ヘアブラシです。
アメニティです。左から、綿棒、ヘアリキッド、ヘアトニック、スキンウォーター、フェイスソープとありました。何故かヘアリキッドだけPOLA製でその他の物が資生堂製なんですよね。なんでだろう?
シェービングフォームです。2種類ありました。
カミソリです。
奥の方にはウォーターサーバーがありました。
チョップ~(^^♪
小樽温泉にゆったり浸かって、七難即滅七福即生なのです。
大浴場に入るとイキナリ目の前には、沢山のシャンプー類が置いてある棚がありました。
シャンプーも十人十色
何と!好きなシャンプーを選んで自由に使える様になっていました。これはGOODです。プチ熱いですね。流石は格式のある御宿ふる川です。
それにしても、同じふる川でも結構違う物ですね。アメニティ類の充実度は此方の方が上だと思います。
ちなみに此処のシャンプーやボディソープですが、容器毎に洗い場へ持って行って使える様になっています。似た様なサービスを洞爺湖万世閣でもやっていましたけど、あちらは盗難防止の為なのか小さな容器にわざわざ使用する分だけ入れないと使えない様になっているんですよね。
シャンプーを盗むお客様が居る訳がない・・なーんて、性善説が成り立たないのは分かるのですけど、やはり泊る側からすれば折角のサービスは気分良く使える様にして欲しいと思います。それだけに小樽ふる川が如何にサービスの徹底をしている御宿である事を実感出来ました。
さてさて、まさか何種類もあるシャンプーをいちいち紹介はしないよね?っと思っているお客様も居るんじゃないかなって思います。。
でも、すいません何処よりも詳しく楽しく北海道温泉を紹介するサイトと云うのが、此の【とまチョップの北海道温泉一人旅】のコンセプトでございます。なので、此処にあるシャンプー類もぜーんぶ詳しく紹介して行きます(^^♪
まずはヴォルーテのシャンプーとトリートメントです。ヴォルーテはハーブオイルを配合しており、傷んだ髪を補修してくれます。すっきりとした爽やかなグリーンハーブと甘いフルーツの香が特徴です。
カネボウのSALAシリーズです。ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーがありました。しっとりさらさらタイプで、何と90種類以上もの天然エッセンが配合されています。スイートローズの優しい香りで、独自のロングラスティング技術が施されている為、香りの持続時間も長いのが特徴です。
ニベアのボディウォッシュです。保湿成分のあるニベアクリームを配合しており、クリームの様な濃厚な泡で洗えるのが特徴です。香はローズです。
花王ビオレのボディウォッシュです。天然うるおい成分配合の弱酸性ボディウォッシュである事が特徴です。此処にあるのは花の香でした。
牛乳石鹸共進社バウンシアのボディソープです。濃密泡でうるおいを守る、高保湿ボディソープで、キメ細かな泡のクッションがお肌に負担をかけず、洗い上がりはしっとりすべすべになります。 ホワイトソープの香りがするタイプです。
キューピーの全身ベビーソープです。先程のバウンシアと同じく、牛乳石鹸共進社の商品です。
生まれたての赤ちゃんにも使える弱酸性・低刺激性・無着色・無香料の優しいベビーソープで、髪も洗う事が出来ます。スクワラン&シアバター(皮ふ保護成分)が配合されており、ふんわりキメ細かな泡でやさしく洗えます。
サンスターのリンスイントニックシャンプーです。メントール配合なので、洗った後は頭がスッキリします。皮脂除去効果の高い、洗浄剤を配合しているので毛穴に詰まった汚れも綺麗に取り除いてくれます。又、海藻成分がしっとりと保湿性を保ってくれるオールインワンのリンスインシャンプーです。香りは爽やかなシトラスハーブです。
ダヴのエアリーモイスチャー+オキシジェンシャンプーとコンディショナーです。
酸素が結合したなめらか保湿成分を配合した、ダヴ独自のアドバンス・モイスチャーオキシジェン処方で、はずむように軽やかにまとまる髪へと導きます。フルーティーな香りが特徴です。
メルサボンのボディウォッシュです。サボンソウから抽出したサボンソウ葉エキスを配合しているのが特徴です。
香りはハーバルグリーンです。ベビーリーフを中心にミモザ、ミュゲを重ね合わせ、 サンダルウッド、ムスクでまとめたすがすがしさと 穏やかさを併せもつ香りです。
LUX スーパーリッチシャインダメージリペアのシャンプーとコンディショナーです。
ダメージが進んでゴワつく髪も、毛先までなめらかにツヤめく。 濃密な泡が、髪を取りまく余分なものを丁寧に浮かしクレンジング。 ゴールドアルガンオイル(補修・保湿成分)を配合しています。
花王のエッセンシャルシャンプーとコンディショナーです。
髪にある成分に近いヘアサプリオイルを配合しているので、髪1本1本をうるおいのヴェールで包みこみ、荒れた髪表面を補修してくれます。
香は ふわっと広がる咲きたての花を束ねたブーケです。
クラシエのいち髪シャンプーとコンディショナーです。
保湿成分として、あんず油と茶花エキスを配合しているのが特徴です。髪だけでなく地肌にも潤いを与えてくれるW保湿効果があります。香は桜の香ですが、ほろ甘いあんずの香りもブレンドされています。
P&G製h&Sのモイスチャーシリーズとリフレッシュシリーズです。どちらも僅か2.5マイクロメートルと云う非常に小さな有効成分が毛穴の小さな隙間にまで浸透して作用する様になっています。
ちなみに1000マイクロメートル=1mmです。
青い方がモイスチャーシリーズで、地肌潤いタイプです。緑のリフレッシュシリーズの方は、天然ミントエキスを配合しているのが特徴で、地肌をスッキリと洗い上げてくれます。べたつきや痒みフケを防いでくれるシャンプーです。
ところで、皆さんP&Gって云う会社名の由来って知っていますか?実はこの名前は創業者である義兄弟のプロダクターとギャンブルの頭文字を取って付けた名前なんですよ。
花王のアジエンスシャンプーとコンディショナーです。
商品名の通りで、東西アジアが起源とされる植物から抽出した 天然由来の美容オイル、美容エキスを配合しているのが特徴です。
又、リラックスできるバスタイムと云うのがコンセプトの商品なので香にも非常に力を入れています。このシャンプーは花と果実の香りで、バラ・シナモン・カシス・ラズベリーなどの香りが調合されています。
花王のメリットピュアンです。
クレンジングシャンプーと書いている通りで、毛穴の汚れも綺麗に取り除いてくれる強力なシャンプーです。
美容師さんに話を聞いた事がありますが、汚れが一番落ちるのはメリットだと言っていました。
以上、シャンプーは十人十色シリーズ全商品紹介でした。お子様用の玩具でしょうか?お風呂で浮かべるアヒルが置いてありました。
お待たせしました。小樽ふる川の温泉浴槽を紹介します。
此方は内風呂です。それ程大きな浴槽ではないし、浴槽も内風呂は此処にしかありませんが、コンセプト通りで本当に蔵の中にある温泉と云う雰囲気です。何か良い感じです。
ちなみに夜はこんな感じです。間接照明が明るい時間とは又、別の風情ある演出してくれていますね。小さな温泉ではありますが、とても良い作りです。是非宿泊時には何度も入浴して欲しい温泉ですね。
アヒルを浮かべてみました。小さい方はうまく浮かばないですね。
端の方には手すりも付いています。これはGOODですね。安全に温泉に浸かる事が出来ます。
面白いのが窓から眺める景色です。小樽の中心街にある温泉なので、完全に塀に囲まれているのですけど、かなり凝った内庭が作られていました。
あれは井戸でしょうか?
良いお湯でした。今度は奥の方に行ってみたいと思います。
洗い場です。1箇所づつ仕切りが設置されていました。
シャワーは温度調節機能付きタイプでした。又、ボタンを押したら一定量のお湯が出るタイプではなく、シャワーも蛇口も切り替えレバーでずっとお湯が出せるタイプになっています。
洗い場の右側には眼鏡置きも設置されています。
小樽ふる川の洗い場に設置されているシャンプー類です。資生堂の物でアロマの香りがするタイプでした。
又、石鹸は売店の方でも売っている「あんここ小豆石鹸」です。
それでは次行きましょう(^^♪
此方は小樽ふる川の蒸し風呂です。温泉の蒸気を使った低温の蒸気風呂になっています。
中の様子です。ドアを開けると薬草のとても良い香りがしました。アロマも楽しめる蒸し風呂の様です。これはGOODですね。
蒸気浴を楽しみます。良いですね。心身共にリラックスが出来ます。
6世紀の時代から伝わる温泉湯気浴を再現しているとの事です。これはこれはありがたい蒸気風呂ですね。
■効用:慢性気管支炎、咽喉炎、喘息、カゼ
蒸気浴室の中にある壺の中には、薬草が入っていました。これが良い香りを出しているみたいです。
さて、次は露天風呂の紹介です。
露天風呂にはガラスの引き戸を開けて行く様になっています。面白いのが、手作りの重りが付いているのでドアは自動で閉まる様に作られていました。
小樽ふる川の温泉壱の湯にある露天風呂です。石造りの何処か風情ある温泉です。
外側から撮影した物です。決して広くはありませんが、とても良さげな露天風呂です。全体的に雰囲気が良いんですよね。
浴槽は屋根の下にあるので、露天と云うよりは展望風呂ですね。良いお湯です。
浴槽には沢山のレモンが浮かべられていました。どうやら香り湯になっているみたいです。
テレビジョン♪なーんちゃって(^^♪
面白いなって思ったのが、浴槽の壁にある瓦屋根のオブジェです。上から雨の様に温泉が流れ込んでいるんですよね。見応えのあるオブジェです。
露天風呂から眺める中庭です。街中で景観を楽しめる温泉が作れない代わりに雰囲気抜群の中庭を作っているんですね。この辺は流石だなって思いました。
中庭全体を撮影した物です。
さっき内風呂から見た時は井戸なのかな?って思っていましたが、やっぱり井戸でした。そう云えば部屋の浴室も飲料水と井戸水が出る様になっていました。実際に使われているのかもしれませんね。
それにしても話は逸れますが、井戸と云うと僕はどうしてもあの和製ホラー映画を連想してしまいます。夜中に一人で此処の温泉に入るのは少し怖いかもしれませんね。まぁ絶対に貞○が出る事はないんですけど・・
本当に凝った造りですよね。
向こうにある窓は先ほどの内風呂です。ご覧の通りですが、小樽ふる川の温泉壱の湯には内風呂と露天風呂がそれぞれ1箇所づつしかありませんでした。
温泉自体の規模は小さいので、もっと大きな大浴場に入りたいと云うお客様には物足りないかもしれませんね。でも、僕は個人的には此の蔵をイメージした風情ある温泉が気に入りました。何だかとても落ち着いてゆったりのんびり入れるのが良いんですよね。
中庭側から露天風呂全体を撮影した物です。ちなみに基本的には中庭の方に出るのはお勧めしません、何故なら此の中庭ですが2階にある弐の湯の方から丸見えになっています。
なので、宿泊された方は普通に温泉から景色を楽しむ程度に留めておくことをお勧めしておきます。
良い温泉でした。長湯し過ぎてのぼせてしまったので、少し此処で涼んで行きたいと思います。
運河の宿小樽ふる川1外観&帳場
運河の宿小樽ふる川2部屋(シングルルーム)
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