石水亭辛夷館(こぶしかん)の最上階である8階にやって来ました。
前ページでも触れていますが、登別石水亭には銀杏館と此方の本館である辛夷館の方に温泉大浴場があります。
又、どちらの館も温泉は最上階にあるのが特徴です。
エレベータホールです。
エレベータから降りて望楼noguchiのある道路側の方に向かうと、温泉大浴場行きの通路があります。
さて、温泉に向かう前にエレベータホール最寄りの広場について紹介します。
通路の途中には写真の通りでカウンターがありました。
とは言っても無人で、どうやら今は使われていない様でした。恐らく以前は此処で何か販売をしていたのかもしれませんね。
それで、此のカウンター前の広場についてなんですけど、一見デッドスペース化している様にも見えるんですが、お風呂上り後のお休み処としても利用出来る様になっています。
実はマッサージチェアが設置されているんです。
しかもこれ無料で利用出来る様になっていました。利用時は100円硬貨を要求する御宿が多い中で、無料で使えるのは好感が持てますね。
さてさて、それでは今回の目的である辛夷館の温泉大浴場に向かいたいと思います。
隣接する銀杏館の温泉大浴場には特に名前は付いてませんでしたが、此方の方は男湯には「花菖蒲」、女湯には「一人静」と云う名前が付けられていました。
チョップ~(^^♪
大浴場まで歩いて行きます。
辛夷館の温泉に行くには此の通路を歩いて行く必要があります。
大きな窓が特徴で、なかなか風情を感じさせてくれる通路ですね。
なんだかワクワクした気持ちにさせてくれます。
窓からは向かいにそびえ立つ望楼noguchiが見えます。
間もなく辛夷館の温泉「花菖蒲」に到着です。
さて脱衣場に入る前にこれから石水亭に宿泊するお客様にだけ伝えておきたい情報があります。
結論から述べますが、もし石水亭に宿泊するのであれば、個人的には銀杏館をお勧めします。理由は単純な話で、桜館の宿泊だと温泉大浴場への行き来が面倒だからです。
と云うのも石水亭は本館である中央の辛夷館と銀杏館、桜館の3棟編成による御宿なんですけど、実は此の3棟を繋ぐ共通の連絡路と云うのは1階にしかないんです。
その為、別棟に宿泊している場合は一度1階に降りてからでないと温泉大浴場には行けません。
今回僕は銀杏館に宿泊しましたが、何せ辛夷館のエレベータは銀杏館から真逆のフロント側にあるので、一度部屋から遅めのエレベータで下りた後に辛夷館の一番奥にあるエレベータまで歩いて向かう必要がありました。
さて、それならば辛夷館にだって温泉大浴場はあるんだから辛夷館でも良いだろうと思われる人も居ると思います。確かにそうなんですけど、辛夷館に宿泊する場合だと実は少々割高になるんです。まぁ部屋のグレードに違いがあるからなんですけどね。それに改めて書きますけど、やっぱり石水亭の場合は銀杏館の温泉の方が良いです。
温泉入り口前に到着です。尚、此処では男女の入れ替えはなく固定されています。
石水亭の良い所ですが、温泉大浴場には清掃時間である深夜02:00~03:00の間を除いて、24時間チェックアウトギリギリの時間まで入浴が出来る様になっています。
野口観光の経営スタイルですが此処は本当にお客様目線で素晴らしい方針だと感心出来る所です。
浴場入り口前には貴重品ロッカーが設置されています。此処に有るのはキーレスタイプで、自分で4ケタの数字を設定してロックをするタイプの物でした。
これって使う時は結構注意が必要なんですよね。流石に設定番号を忘れちゃう人はあんまり居ないと思いますけど、この中の何処のBOXに入れたのか分からなくなっちゃう事はあるんじゃないかなって思います。
なので僕はこう云うタイプの貴重品ロッカーを使う時は、必ず一番角とか特徴があって中々忘れる心配のない場所を使う様にしています。
それでは辛夷館温泉の脱衣場に入ります。
それにしても浴場名が「花菖蒲」なのに何故か暖簾には銀杏館と同じく風と書いてました。何か意味があるんですかね?
脱衣場の玄関です。建築デザイナーさんが同じ人だから、此処は銀杏館の方とほとんど同じですね。
辛夷館温泉の脱衣場です。隣の銀杏館温泉の脱衣場に比べるとかなり広いですね。広いだけあってリクライニングスペースも充実しています。
まずは壁の方にあるコーナーから紹介して行きたいと思います。
貴重品ロッカーです。先ほどの入り口前にあったタイプと異なり鍵を掛けるタイプのシンプルな物でした。
利用するのに100円硬貨は必要ありません。
扇風機と体重計です。
脱衣棚は全て此の壁側にだけ設置されていました。
棚にはカゴだけ設置されているので、脱いだ衣服は此処に収納する様になっています。
パウダーコーナーです。7人が同時に利用できる規模の洗面台が設置されています。
デザインは白い陶器製の洗面台です。
流石に少々綻びを感じますね。蛇口の金属メッキ部分が剥がれて黒ずんでいました。
うーん、此処が田舎の旅館ならば、これも温泉宿らしい詫び寂びかなって思えるのですけど、大手観光会社がやっている大型旅館で、この有様は残念ポイントが付きます。
石水亭は野口観光の本館ですからね。本来であればグループ内で一番の御宿でなければならないと個人的には思うんですよね。折角良い温泉を持っているのだから、こんな僅かなコストで直せる様な物は早々に是正するべきだと思います。
アメニティです。カミソリにクシとブラシです。
ちなみにクシとブラシは大型旅館の脱衣場には60%の確率で置いてある紫外線消毒マシーンの中にも置いてありました。
アフターシェーブローションにヘアトニック、ヘアリキッドはルシードの無香料タイプです。
ティッシュ
耳掃除の定番綿棒です。
ドライヤーです。
人と地球にやさしいE&Sバスアメニティシリーズのノンシリコンシャプーです。
野口観光グループの御宿(主に〇〇亭グレード)では一斉に此のタイプのシャンプーを導入する様になったんですよね。
何かア〇ウェイチックな怪しい文言ですが、とにかく環境を汚さず小さな子どもからお年寄りの方まで幅広く使える肌に優しい品質ですと謳ってました。
中央はリクライニングスペースになっています。
広々としていて良いですね。椅子も座り心地が良さそうです。
ちなみにリクライングシートは浴場入り口の手前にも設置されています。
こちらのタイプは先ほどの椅子よりも更にリラックス出来そうですね。
ベビーベッドです。そう云えば何故か銀杏館の脱衣場にはありませんでした。
トイレは脱衣場入り口玄関の直ぐ隣にあります。室内はとても広く清潔感のあるトイレでgoodです。
勿論シャワー機能付きの洋式タイプでした。
浴場入り口前にはウォーターサーバーが設置されています。ただ、自販機はないみたいです。
チョップ~(^^♪
石水亭の温泉に入りたいと思います。
石水亭辛夷館の温泉大浴場です。白濁の湯が良いですね。
辛夷館の温泉レイアウト図です。
辛夷館は石水亭の本館ですが見ての通りで、浴槽は大きな物が1箇所に後はサウナがあるのみのシンプルな浴場になっています。
僕が温泉大浴場は銀杏館の方が良いと言ったのは此の為なんです。
さて、先に洗い場の方を紹介します。ご覧の通りですが洗い場の数は結構あります。なので、多少混雑しても洗い場を使うのに待たなくてはいけないと云った不満が出る事はまずないと思うので安心してください
又、洗い場は個別に仕切られている所と仕切りの無い箇所があります。なので小さなお子様連れの場合は仕切り無しの場所をチョイスしたり、一人で使う場合は仕切り付の洗い場を使うなど用途に併せた使用が出来る様になっています。
これはgoodです。
まずは体を洗います。
シャワーは温度調整機能付きです。シャワーはレバー式ですがカランはボタン式で押すと一定量のお湯が出る様になっています。
「エコロジー&セフティシャンプーって云う商品なんですよ。実はこれ洗い流した泡は自然界に帰せる凄く環境に優しい商品なの(^^♪」
「やっぱり地球で生きる民として何か此の星に出来る事をやって行きたいよね。どう?此のシャンプ―使ってみたくなったでしょ?」
「あっそうそう実は此のシャンプーなんだけど、お友達や知人に紹介して売って貰うだけで凄く儲ける事が出来るんだよ♪詳しい話は今度浜辺のBBQ大会でするね。それと、その時に紹介したい人居るんだよね。私の知り合いにエメラルドクラスのカリスマでコージさんって云う人が居るんだけどさー、その人なんて働かずにシャンプーを勧めてるだけで年収3千万円も稼ぐんだよ!」
・・・なーんて云う感じで彼らは近づいて来ます。この手のタイプですが、凄く話が上手くて、感じの良い人とか美人さんが多いのも特徴です。
なので、ある日知り合った人が明らかに自分と吊り合わない様な魅力のある相手なのにやたらと愛想が良くてプライベートでの遊びとかに頻繁に誘って来てくれたりした時には、決して舞い上がらずに一度自分のレベルを振り返ってみてくださいね。そして上手い設け話には乗らない様に注意が必要です。
以上体験談でした~♪
あっ!一応断わっておきますが、此処の御宿に置いてあるシャンプー類は健全な商品で怪しいマルチ商法とは一切関係がありませんからね。
シャンプー自体は中々良い品質の物でした。
さてさて、それでは辛夷館の大浴槽に入浴したいと思います。
ありました。ありました(^^♪
野口観光の温泉と云えば此の土星みたいな形したオブジェです。
窓からの景色です。辛夷館の温泉は男女どちらも道路側ではなくて山側の方にあります。
ただ、まぁ見ての通りですが目の前には削れた崖と雑木林が見えるだけです。特別感動する様な景観ではないですね。
ただ、大きな窓から日の光が入る為か浴槽内は明るくて雰囲気はgoodです。
石水亭辛夷館の温泉は、登別の中でも珍しく大湯沼の奥湯からと云う独自の源泉をひいています。
温度調整の為、循環ろ過をしていますが塩素系薬剤による消毒は一切されていません。正に登別の名湯と云える泉質です。
■泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
■効能 切り傷、抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症
浴槽から脱衣場側を見た風景です。野口観光の特徴なんですけど脱衣場がガラス張になっていて室内もはっきり見える様になっているんですよね。
恐らく当時野口観光の温泉を設計したデザイナーさんに強い拘りがあったのだと思います。
さてさて、辛夷館の温泉は銀杏館に比べると見劣りしますけど実はドライサウナがあります。設備面では、とても充実した温泉ですね。
規模は小さめで大人なら6人も入れば暑苦しいくらいです。
でもドライサウナがあるのはgoodです。
砂時計は5分計タイプのみ設置されてます。僕はサウナ好きなので15分は入ります。
■サウナ利用時間 06:00~24:00迄
犬神家の一族・・なーんちゃって
※注)入浴マナー 水風呂には潜らない様にお願い致します。
そう云えば検索キーワードで「石水亭 プール」調べる人が多い事に気づきました。なので、水風呂で遊んでるついでに書いておきます。登別石水亭にプールはありませんからね。
登別の温泉宿でプールがあるのは登別万世閣と第一滝本館の2つだけです。
水風呂に入って気分爽快でした。でもでも体を冷やしてしまったので、もう一度温泉に浸かって温まりたいと思います。
はぁ~♪良いお湯です。極楽、極楽(^^♪
石水亭辛夷館の温泉紹介でした。露天風呂はなくて内風呂のみのシンプルな大浴場ですけど、一つの御宿で雰囲気の違う温泉が2箇所もあるのは魅力的です。
又、一部清掃時間を除いて24時間何時でも入浴出来る所も良いですよね。
ちなみに石水亭の温泉は辛夷館も銀杏館の方も日帰り入浴が可能になっています。但し、曜日毎にお湯を抜いて清掃している側の浴場は清掃時間中は入浴不可になっていますので、詳しくは下の清掃予定スケジュールを確認してくださいね。
■日帰り入浴 11:00~18:00(退館は19:00まで!)
料金 大人800円(税込み) 小学生400円(税込み) 幼児は無料
レンタルバスタオル&タオル200円(税込み)
■各浴槽清掃日
石水亭1外観&ロビー
石水亭2部屋
石水亭3銀杏館温泉
石水亭4辛夷館温泉
石水亭5夕食バイキング
石水亭6朝食
石水亭7館内施設
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